ブルームバーグ(学校で教えてくれない経済学)
日本は8日(日)まで4月29日から休むと10連休。中国は5月1日の「労働節」の前後を挟むと5連休。米国はその間通常運転。5月3,4日とワシントンDCで米FOMCが利上げ協議を行っている。5日には雇用統計が発表される。ウクライナでは東南部のマリウポリでロシア軍が攻撃を再開したと伝えられる。3日のNY市場では様子見の中、ダウ、S&P500、ナスダック3指標とも一部材料株高で小幅に上げた。3日のNYタイムズ電子版は米国の新規コロナ感染者数は6万953人、55% 増加、新規の入院患者数、1万7,220人、16%増加、死者数は331人と22%減と伝えた。3日ブルームバーグ電子版は①格付け会社フイッチは中国の22年GDP成長率を都市封鎖長期化と見て4.3%へ下方修正した、②米求人数は3月予想外に伸び過去最高を記録した、③元IMFチーフエコノミストのロゴフ氏は「ロシアのウクライナ侵攻が全ての元凶だ。インフレを2.5~3%で抑えるにはFOMCは5%まで利上げが必要だ。その結果、米国はリセッションに入る。欧州、中国、米国が共にリセッションという「究極の嵐」を迎える」とブルームバーグとのインタビューで語った」と伝えた。ブルームバーグはさらに①マクロン仏大統領がプーチン露大統領に電話してマリウポリの人道回廊確保を依頼した。内容は不明、②ロシアは5月9日、ナチス戦勝記念日に「開戦」宣言するとの観測を米側は流している」と伝えた。
3日、NY市場でダウは33,128ドル、67ドル、0.20%高、S&P500は4,175と20ポイント、0.48%高、ナスダックは12,563と27ポイント、0.22%高で取引を終えた。個別銘柄ではボーイングが153.58ドル、3.24%高、1銘柄でダウを32押し上げた。ボーイングは過去1年間での高値250ドルから39%値下がりしたところで当面の底と見た買いが入った。ゴールドマンサックスは314.80ドル、1.31%高、ダウを27押し上げた。全般利上げの流れで金融株が値上がりした。シエブロンは162.49ドル、1.72%高、原油高、高収益が支えた。ナスダックではアマゾンが2,481.07ドルと0.24%安と小幅ながら続落した。高値から40%値下がりだが買いは入らなかった。動画配信のネットフリックスは199.87ドル、0.25%高も昨年11月高値691.60ドルから69%安だから業績悪化に対する市場の審判は厳しい。
恐怖指数VIXは29.14と9.89%低下した。米10年債利回りは2.981%と0.50%低下した。2年物債は2.784%、5年物債は3.027%、30年債は3.018%とFOMCによる複数回の利上げを織り込んだ。FOMC会合直後のパウエルFRB議長と対面での質疑応答で6月14、15日、7月26、27日予定の会合で何が起こるかヒントを得られるか注目だ。NY外為市場では1ドル=130.15円、1ユーロ=137.01円、1英ポンド=162.61円で取引された。NY原油(WTI)はバレル102.55ドル、2.49%安、北海ブレントは同105.00ドル、2.31%と小幅に下げた。金利のつかないNY金はオンス1,866.60ドルと引き続き冴えない。ビットコインは3万7,632
ドルと2.29%値下がりした。3日、甲子園球場に4万2千人が入った。野村克也元監督は「勝に不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」という名言を残した。たかが野球と言うなかれ、されど野球と蔦監督は明言を残した。阪神の昨日の敗戦に改めて教えられた。(了)
日本は8日(日)まで4月29日から休むと10連休。中国は5月1日の「労働節」の前後を挟むと5連休。米国はその間通常運転。5月3,4日とワシントンDCで米FOMCが利上げ協議を行っている。5日には雇用統計が発表される。ウクライナでは東南部のマリウポリでロシア軍が攻撃を再開したと伝えられる。3日のNY市場では様子見の中、ダウ、S&P500、ナスダック3指標とも一部材料株高で小幅に上げた。3日のNYタイムズ電子版は米国の新規コロナ感染者数は6万953人、55% 増加、新規の入院患者数、1万7,220人、16%増加、死者数は331人と22%減と伝えた。3日ブルームバーグ電子版は①格付け会社フイッチは中国の22年GDP成長率を都市封鎖長期化と見て4.3%へ下方修正した、②米求人数は3月予想外に伸び過去最高を記録した、③元IMFチーフエコノミストのロゴフ氏は「ロシアのウクライナ侵攻が全ての元凶だ。インフレを2.5~3%で抑えるにはFOMCは5%まで利上げが必要だ。その結果、米国はリセッションに入る。欧州、中国、米国が共にリセッションという「究極の嵐」を迎える」とブルームバーグとのインタビューで語った」と伝えた。ブルームバーグはさらに①マクロン仏大統領がプーチン露大統領に電話してマリウポリの人道回廊確保を依頼した。内容は不明、②ロシアは5月9日、ナチス戦勝記念日に「開戦」宣言するとの観測を米側は流している」と伝えた。
3日、NY市場でダウは33,128ドル、67ドル、0.20%高、S&P500は4,175と20ポイント、0.48%高、ナスダックは12,563と27ポイント、0.22%高で取引を終えた。個別銘柄ではボーイングが153.58ドル、3.24%高、1銘柄でダウを32押し上げた。ボーイングは過去1年間での高値250ドルから39%値下がりしたところで当面の底と見た買いが入った。ゴールドマンサックスは314.80ドル、1.31%高、ダウを27押し上げた。全般利上げの流れで金融株が値上がりした。シエブロンは162.49ドル、1.72%高、原油高、高収益が支えた。ナスダックではアマゾンが2,481.07ドルと0.24%安と小幅ながら続落した。高値から40%値下がりだが買いは入らなかった。動画配信のネットフリックスは199.87ドル、0.25%高も昨年11月高値691.60ドルから69%安だから業績悪化に対する市場の審判は厳しい。
恐怖指数VIXは29.14と9.89%低下した。米10年債利回りは2.981%と0.50%低下した。2年物債は2.784%、5年物債は3.027%、30年債は3.018%とFOMCによる複数回の利上げを織り込んだ。FOMC会合直後のパウエルFRB議長と対面での質疑応答で6月14、15日、7月26、27日予定の会合で何が起こるかヒントを得られるか注目だ。NY外為市場では1ドル=130.15円、1ユーロ=137.01円、1英ポンド=162.61円で取引された。NY原油(WTI)はバレル102.55ドル、2.49%安、北海ブレントは同105.00ドル、2.31%と小幅に下げた。金利のつかないNY金はオンス1,866.60ドルと引き続き冴えない。ビットコインは3万7,632
ドルと2.29%値下がりした。3日、甲子園球場に4万2千人が入った。野村克也元監督は「勝に不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」という名言を残した。たかが野球と言うなかれ、されど野球と蔦監督は明言を残した。阪神の昨日の敗戦に改めて教えられた。(了)