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米FOMCは4日、政策金利を0.5%引き上げと6月から保有債券縮小を決めた。0.75%上げ懸念が消えたことを市場は歓迎、NY株は3%値上りしたと4日、

2022-05-05 12:27:21 | 経済学
欧米主要メディアがトップで伝えた(学校で教えてくれない経済学)


「米FRBは3,4日のFOMCの会合で政策金利を0.5%引き上げ年0.75~1.0%とし次2回の会合で同幅の利上げ実施を示唆した。加えて6月から保有債券縮小を始めることを決定した。0.75%利上げに言及がなかったこととFRB声明文及び会合の後のパウエルFRB議長との質疑応答が市場のほぼ想定内だったことを受けて4日のNY市場は3%前後大幅反発、債券が買われ利回りが低下した」と4日のロイター電子版が伝えた。

4日、FT(フィナンシアルタイムズ)電子版は「米FRBは政策金利を2000年以降はじめての最大幅0.5%引き上げを決定した。次2回の会合で同幅の利上げ実施を示唆した。」とトップで伝えた。4日のNYタイムズ電子版は「①米最高裁が中絶禁止見直しを決めた内部文書がリークしたことで政治問題化、11月の米中間選挙の争点になる可能性が出て来た、②米FRBが4日、政策金利を0.5%引き上げと保有債券縮小を決めた。懸念された急激な利上げが回避されたとしてNY株が3%値上りした、③プーチン露大統領は5月9日、ロシア戦勝記念日にウクライナでの戦争開始「宣言」し、化学兵器使用に言及した、④ブリンケン米国務長官にコロナ陽性反応が出た。軽度と見られる、⑤米国の新規コロナ感染者数は、6万2,428人、50%増、新規入院患者数は1万7,532人、18%増、死者数は340人、17%減少」と伝えた。4日のWP(ワシントンポスト)紙は①中絶に関連する最高裁機密文書漏洩問題でホワイトハウス内部で軋轢が出ている、②CDC(米疾病予防センター)は一部州でマスク着用義務解除の動きがあるが、機内マスク着用及び公共交通機関でのマスク着用の重要性は依然変わらないと声明を出した。」と伝えた。

4日のWSJ紙電子版は①米FRBは政策金利を2000年以降最大幅の0.5%引き上げを決めた。パウエルFRB議長は0.75%利上げ説をquash(却下)、株上昇、債券利回り低下した。しかし、FRBはまだ市場と友達ではない、②中絶問題が米中間選挙の争点となる、③EUはロシアのウクライナ攻撃は戦争犯罪とし、ロシア産原油禁輸等制裁を強化する、④米国市民はコロナ感染拡大で2年待たされたがようやく買い物と旅行を楽しみ始めた」と伝えた。

4日、NY市場でダウは34,061ドル、932ドル、2.81%高、S&P500は4,300と124ポイント、2.99%高、ナスダックは12,964と401ポイント、3.19%高で取引を終えた。ダウではテスラが952.62ドルへ4.77%高、グーグルの親会社のアルファベットは2,455.22ドル、4.20%高で取引を終えた。恐怖指数VIXは25.42へ13.09%低下、米10年債利回りは2.946%へ低下した。NY外為市場で1ドル=129.46円、1ユーロ=137.38円、1英ポンド=163.27円で取引された。タカ派急先鋒で0.75%利上げを唱えていたブラードセントルイス連銀総裁 も今回FOMCで0.5%利上げ、次2回の会合での同幅利上げに異論を唱えなかったとロイター電は伝えた。NY原油(WTI)はバレル107.67ドル、北海ブレントは同110.15ドルと堅調、NY金はオンス1,883.70ドルと冴えない。ビットコインは3万9,700ドル、5.25%値上がりした。米FOMCという大きなイベントをクリアし新たな局面に入る。(了)

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