ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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NY株、米FOMC議事要旨受けて反落、債券が売られ、米10年債利回りは2.9%台まで上昇、一方、ウクライナではクリミヤ半島での爆破継続、中国は台湾周辺での軍事演習継続とシンガポールCNA

2022-08-18 12:15:56 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


「7月26~27日開催のFOMC議事要旨(日本時間19日朝3時発表)で「物価安定のためには必要以上に政策スタンスを引き締めるリスクも存在すると多くの参加者が指摘した」と述べた。ガイダンスは示さなかった。市場は、9月FOMCでの利上げとそのあと2023年にかけても利上げは継続すると読んだ。17日、NY株価は議事録要旨発表のあと値下りした。米株はS&P500で6月中旬安値から17%回復した。最高値からの下落幅の50%を戻した。今後の金融政策に関しては8月25~27日開催のジャクソンホール会合(カンザスシティ連銀主催)を確認したい。一方、17日、米商務省が発表した7月米小売り高は6月横ばい。堅調が確認された。エネルギーと自動車を除くコアでは予想を上回り0.7%増加した。」と17日、WSJ紙電子版が伝えた。

17日、NY市場でダウは33,980ドル、71ドル、0.50%安、S&P500は4,274と31ポイント、0.72%安、ナスダック、12,938と164ポイント、1.25%安で取引を終えた。 恐怖指数VIXは26.33と3.05%上昇した。米FOMC議事録を受けて米債券が売られ、米10年債利回りは2.902%へ2.77%上昇した。NY外為市場で利回り上昇でドルが買われた。対円では、再び日米金利差拡大が意識され1ドル=135.08円へドル高・円安が進んだ。1ユーロ=137.49円。1英ポンド=162.78円で取引された。NY原油(WTI)はバレル87.29ドル、0.88%高、北海ブレントは同93.00ドルと横ばいの0.06%高で取引された。NY金はオンス1,776.30ドル、0.75%安、ビットコインは2万3,329ドル、2.22%安で取引された。

18日、朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「①イングランド銀行は17日、7月の英インフレ率が前年同月比10.1%と40年振りの高水準を記録したと発表した。パンは12.0%高、ミルクは19.4%高、食用油は23.0%高だった。1982年の高インフレのあと英国は景気後退を経験した。特に貧しい人々に打撃となる。9月5日に決まる次の首相が対応する。②クリミア半島で先日のサキロシア空軍基地爆破事件のあと16日も、クリミヤ北部の2か所で爆発が見られた。ロシアとウクライナが非難を繰り返している。」と伝えた。ドイツARDテレビは「①ドイツ訪問中のパレスチナ、アッバス議長がショルツ独首相と会談のあとの記者会見でナチスドイツの大量虐殺、ホロコーストを非難した際、ショルツ首相は何の反応も示さなかった。CDU他野党はショルツ首相を非難した。②映画「Uボート」はじめハリウッドで活躍したPeterson監督が逝去した。」と伝えた。ドイツZDFは「ロシアのウクライナ侵攻後17日で175日が経過した。ロシア側に目だった進展が見られない。一方、ロシアの海上補給の拠点が爆破され、次はクリミヤ大橋攻撃と噂されている。」と伝えた。シンガポールCNAは「中国軍がインド、ロシア、ベラルーシ軍事演習に参加した。米国は中国を非難した。一方、中国は相次ぐ米議員の台湾訪問に反発している。台湾海域での軍事演習は長期化すると見られる。」と伝えた。問題はいつものことながら日本がどうすかということである。政治家に限らない。我関せずの日本人が増えて来たようで残念だ。(了)

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