(学校で教えてくれない経済学)
台湾では、冬場にもかかわらず、今年の水不足が深刻で週2日断水を始めた。工業用も後に続くと21日朝放送のシンガポールCNAが紹介していた。節水の努力が足りない。水は高くつくという考えがない。台湾では水道管の老朽化で漏水により20%が無駄に失われている。早急に手を打つ必要があるが全く進んでいないと語る当局の声を伝えていた。日本では水はただだという意識が台湾人以上に強い。異常気象に慣れっこになっていると日本が水不足に見舞われるリスクも頭の片隅に入れておく必要があるかもしれない。フランスF2が大気汚染が昨年来フランス全土にまたがるようになった。深刻化していると伝え、車の排気ガス、工場、家庭暖房いろいろあるが効果が出ていないと解説していた。大気汚染は中国やインドの専売特許でない。水はただ、空気もただだと思い込んでいる日本人は多い。さらに云えば、日本では死人が出ないと動かない国だから余計に注意が必要かもしれない。
今朝放送のフランスF2はチュニジアでの観光客襲撃事件関連のニュースを詳しく伝えた。実行犯とされる一人の若者を出した町では口々にあの男がまさかと話していた。特別に貧しい人が住む場所でない。モスクに通い礼拝を始めた時も人が水を飲むようにごく当たり前のことだと思っていたと語る容疑者の友だちだったという若者がインタビューに答えていた。放送の中で、観光が国の収入の7%を占めるから、今回の事件の影響を政府は心配している。ところが町の声はチュニスもパリも同じ。今は世界中でテロが起こる。人はすぐに忘れる。4月にでもなれば元に戻るよ。全く心配していないと語るホテル関係者の声を紹介していたが、隙だらけでおまけになにごとも忘れっぽい日本人は一層の注意が必要だろう。
一方、20日のNY市場では、原油(WTI)が週間では5週間ぶりに反発、4月限はこの日が最終取引でバレル1.04ドル高、46.5ドルで終えた。この日の最大の材料は在庫ではない。ドル相場だったとブルームバーグでMormingZhou記者は書いた。NY債券市場では、FOMC声明文を引き続き好感、米10年債利回りは1.94%と下げ幅は12月12日以来最大だった。金融当局が積極的な動きに出ると見るのは現実的でないと金利トレーディング専門家ブライアン・エドモンズ氏は話したとブルームバーグ、SusanneWalker記者は書いた。
NY外国為替市場では,週間でドル相場が09年来大幅安で、ドルは対円で今週11%安の1ドル=120.14円で取引された。米金融当局が利上げペースについて当初予想より遅くなる。ドルの上昇局面は終了した可能性がある。ドルの強気相場の主要な材料は干上がっていると、HSBC通貨戦略グローバル責任者、デービッド・ブルーム氏は話したと21日付ブルームバーグで、LananhNguyen記者が書いた。NY株式市場では、ハイテク銘柄主体のナスダック株価指数が15年来の高値を記録した。NYダウは前日比168ドル高、18,127ドルで取引を終えた。この日反発した原油相場を受けたエネルギー株とM&Aを材料に薬品株が上げをリードしたとブルームバーグ、MichelleF.Davis記者が書いた。テロと無縁の世界の記事が展開している。好事魔多し。地震、雷、火事、親父。親父さんの出番だろう。(了)
台湾では、冬場にもかかわらず、今年の水不足が深刻で週2日断水を始めた。工業用も後に続くと21日朝放送のシンガポールCNAが紹介していた。節水の努力が足りない。水は高くつくという考えがない。台湾では水道管の老朽化で漏水により20%が無駄に失われている。早急に手を打つ必要があるが全く進んでいないと語る当局の声を伝えていた。日本では水はただだという意識が台湾人以上に強い。異常気象に慣れっこになっていると日本が水不足に見舞われるリスクも頭の片隅に入れておく必要があるかもしれない。フランスF2が大気汚染が昨年来フランス全土にまたがるようになった。深刻化していると伝え、車の排気ガス、工場、家庭暖房いろいろあるが効果が出ていないと解説していた。大気汚染は中国やインドの専売特許でない。水はただ、空気もただだと思い込んでいる日本人は多い。さらに云えば、日本では死人が出ないと動かない国だから余計に注意が必要かもしれない。
今朝放送のフランスF2はチュニジアでの観光客襲撃事件関連のニュースを詳しく伝えた。実行犯とされる一人の若者を出した町では口々にあの男がまさかと話していた。特別に貧しい人が住む場所でない。モスクに通い礼拝を始めた時も人が水を飲むようにごく当たり前のことだと思っていたと語る容疑者の友だちだったという若者がインタビューに答えていた。放送の中で、観光が国の収入の7%を占めるから、今回の事件の影響を政府は心配している。ところが町の声はチュニスもパリも同じ。今は世界中でテロが起こる。人はすぐに忘れる。4月にでもなれば元に戻るよ。全く心配していないと語るホテル関係者の声を紹介していたが、隙だらけでおまけになにごとも忘れっぽい日本人は一層の注意が必要だろう。
一方、20日のNY市場では、原油(WTI)が週間では5週間ぶりに反発、4月限はこの日が最終取引でバレル1.04ドル高、46.5ドルで終えた。この日の最大の材料は在庫ではない。ドル相場だったとブルームバーグでMormingZhou記者は書いた。NY債券市場では、FOMC声明文を引き続き好感、米10年債利回りは1.94%と下げ幅は12月12日以来最大だった。金融当局が積極的な動きに出ると見るのは現実的でないと金利トレーディング専門家ブライアン・エドモンズ氏は話したとブルームバーグ、SusanneWalker記者は書いた。
NY外国為替市場では,週間でドル相場が09年来大幅安で、ドルは対円で今週11%安の1ドル=120.14円で取引された。米金融当局が利上げペースについて当初予想より遅くなる。ドルの上昇局面は終了した可能性がある。ドルの強気相場の主要な材料は干上がっていると、HSBC通貨戦略グローバル責任者、デービッド・ブルーム氏は話したと21日付ブルームバーグで、LananhNguyen記者が書いた。NY株式市場では、ハイテク銘柄主体のナスダック株価指数が15年来の高値を記録した。NYダウは前日比168ドル高、18,127ドルで取引を終えた。この日反発した原油相場を受けたエネルギー株とM&Aを材料に薬品株が上げをリードしたとブルームバーグ、MichelleF.Davis記者が書いた。テロと無縁の世界の記事が展開している。好事魔多し。地震、雷、火事、親父。親父さんの出番だろう。(了)