インドが2070年カーボンニュートラル(ゼロ)表明(学校で教えてくれない経済学)
週明け11月1日のNY市場で、米企業業績堅調を材料にダウは一時36,000ドルを超え、過去最高値を更新した。3日のFOMC,5日の米雇用統計発表を控えて様子見した。ナスダックでは電気自動車のテスラが1,208.59ドル、8.49%高と続伸、ナスダック上昇をリードしたと1日、ブルームバーグ電子版が伝えた。日本で1日投開票が行われた総選挙結果で自民党が小選挙区で2位と5,000票以下が17、1万票以下34選挙区と接戦を制して261議席を確保した。自民か立憲か迷った人の票の受け皿として「維新」に流れたと専門家は見ている。岸田内閣が公約をどこまで行動で示せるか。来年夏の参議院選挙を控えて国民は注視している。出口調査による各放送局の予報が大きく外れたことも今回選挙の特徴だった。
「1日から英国グラスゴーで開かれたCOP26気候変動サミットが開かれた。2050年排出効果ガスゼロを共同声明でまとめられるか課題である。インドは2070年カーボンニュートラル実現を表明した。具体的な年次の表明は今回が初めてで極めて画期的だ。中国は2060年ゼロを既に表明している。」とシンガポールCNAが伝えた。1日、FT(フイナンシアルタイムズ)電子版は「バイデン米大統領はCOP26で米国の野心的な気候変動対策を表明した。しかし、民主党のJoeMachin上院議員がバイデン政策の裏付けとなる5,550億ドル気候変動予算案を拒否した。来年11月に米中間選挙を控えて、仮に包括法案が未成立に終わればバイデン内閣は政策の主柱を失う。」と伝えた。1日のドイツZDFは「①世界が一つの方向で目標を一本化して気候変動対策をまとめることは容易なことでない。米、英、独が現在進めている石炭火力が電力の90%を占める南アフリカで進めている二国間、3国間での個別の地道な気候変動対策が改めて注目される。②世界半導体供給不足からドイツの10月の自動車生産は前年同月比31%下落した。車メーカーは高級車や売れ行き良好の電気自動車へ部品を重点的にシフトさせている。」と伝えた。
1日のNY市場はダウが35,913ドル、94ドル、0.26%高、S&P500、8ポイント、0.18%高、ナスダック、15,595、97ポイント、0.65%高で取引された。恐怖指数VIXは16.41、0.92%上昇、米10年債利回りは1.561%と0.76%低下した。NY外為市場では1ドル=114.04円、1ユーロ=132.32円、Ⅰ英ポンド=155.79円と小幅の値動きで取引された。NY原油はWTIがバレル83.92ドル、北海ブレント、同84.53ドルで小動き。1日放送のカタール、アルジャジーラは「バイデン米大統領はサウジアラビアに原油増産を要請したがOPEC
プラスは応じていない。世界的な景気回復の動きが見られ原油需要は増加が見込めるが一方、コロナ感染再拡大の可能性を残している。」と伝えた。1日放送のロシアテレビは「ロシアゴスプラムがロシア天燃ガス供給を増加すると発表した。トン1,000ドルを超えていた天燃ガス相場が同900~940ドルへ下落した。」と伝えた。NY金はオンス1,793.10ドルと冴えない。ビットコインは6万1,106ドルと小幅安で取引を終えた。
世界は目まぐるしく動いている。日本の若者が国際的動きにより関心を持って欲しい。(了)
週明け11月1日のNY市場で、米企業業績堅調を材料にダウは一時36,000ドルを超え、過去最高値を更新した。3日のFOMC,5日の米雇用統計発表を控えて様子見した。ナスダックでは電気自動車のテスラが1,208.59ドル、8.49%高と続伸、ナスダック上昇をリードしたと1日、ブルームバーグ電子版が伝えた。日本で1日投開票が行われた総選挙結果で自民党が小選挙区で2位と5,000票以下が17、1万票以下34選挙区と接戦を制して261議席を確保した。自民か立憲か迷った人の票の受け皿として「維新」に流れたと専門家は見ている。岸田内閣が公約をどこまで行動で示せるか。来年夏の参議院選挙を控えて国民は注視している。出口調査による各放送局の予報が大きく外れたことも今回選挙の特徴だった。
「1日から英国グラスゴーで開かれたCOP26気候変動サミットが開かれた。2050年排出効果ガスゼロを共同声明でまとめられるか課題である。インドは2070年カーボンニュートラル実現を表明した。具体的な年次の表明は今回が初めてで極めて画期的だ。中国は2060年ゼロを既に表明している。」とシンガポールCNAが伝えた。1日、FT(フイナンシアルタイムズ)電子版は「バイデン米大統領はCOP26で米国の野心的な気候変動対策を表明した。しかし、民主党のJoeMachin上院議員がバイデン政策の裏付けとなる5,550億ドル気候変動予算案を拒否した。来年11月に米中間選挙を控えて、仮に包括法案が未成立に終わればバイデン内閣は政策の主柱を失う。」と伝えた。1日のドイツZDFは「①世界が一つの方向で目標を一本化して気候変動対策をまとめることは容易なことでない。米、英、独が現在進めている石炭火力が電力の90%を占める南アフリカで進めている二国間、3国間での個別の地道な気候変動対策が改めて注目される。②世界半導体供給不足からドイツの10月の自動車生産は前年同月比31%下落した。車メーカーは高級車や売れ行き良好の電気自動車へ部品を重点的にシフトさせている。」と伝えた。
1日のNY市場はダウが35,913ドル、94ドル、0.26%高、S&P500、8ポイント、0.18%高、ナスダック、15,595、97ポイント、0.65%高で取引された。恐怖指数VIXは16.41、0.92%上昇、米10年債利回りは1.561%と0.76%低下した。NY外為市場では1ドル=114.04円、1ユーロ=132.32円、Ⅰ英ポンド=155.79円と小幅の値動きで取引された。NY原油はWTIがバレル83.92ドル、北海ブレント、同84.53ドルで小動き。1日放送のカタール、アルジャジーラは「バイデン米大統領はサウジアラビアに原油増産を要請したがOPEC
プラスは応じていない。世界的な景気回復の動きが見られ原油需要は増加が見込めるが一方、コロナ感染再拡大の可能性を残している。」と伝えた。1日放送のロシアテレビは「ロシアゴスプラムがロシア天燃ガス供給を増加すると発表した。トン1,000ドルを超えていた天燃ガス相場が同900~940ドルへ下落した。」と伝えた。NY金はオンス1,793.10ドルと冴えない。ビットコインは6万1,106ドルと小幅安で取引を終えた。
世界は目まぐるしく動いている。日本の若者が国際的動きにより関心を持って欲しい。(了)