ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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速効療法10:七星鍼法で使う脈位は『脈経』や『難行』に出てくる脈位とは違います

2022-05-22 10:36:26 | 診断即治療と虹彩学




これが七星鍼法での脈位です



何故『脈経』や『難行』と脈位が違うのかと言うと、それなりの理由があります。
ここで説明しても多分理解してもらえないと思いますので、説明は省きますが、私は何かをする時には必ず実験をしてから使うようにしています。

ツボひとつにしてもそうですが、こういう「脈位」のような基本理論や実技にしても、基本的に実験を根底に置いて組み立てます。
勇気のいる事ですが、疑問を持ちながら使い続けるのは性に合わないのです。

つまり、
おりこうさんじゃない。

脈位も実験の仕方はあります。
簡単ですので、皆さんも考えてみてください。
きっと、脈位に対する考え方が変わってきます。

これを知らないと一穴鍼法ができない

① 六祖脈でいいです

② 弱く感じる脈位を探します

③ その脈位の(肝経なら肝経)の原穴に軽く刺鍼します

④ 脈が強くなっていればOKです

⑤ 変化がなければ脈位が違っています
  刺鍼しても変化がないということは「脈位と経絡」が関係ないということだからです

たとえば、一穴鍼法では肝査穴や腎査穴をよく使いますが、「一穴」なので、取穴は右にするのか左にするのかが問題になってきます。
その時、上図の脈位で見ると、肝は右手にありますので、右足の肝査穴に取穴します。
左に取穴しても多少効果はありますが、顕著ではありません。

「左右交叉するのではないか」と考える方もいると思いますが、経脈は縦に流れています。
交叉するのは神経学での話です。

ですから、「肝の異変」と考えるなら、「右肝査穴」を使います
「腎の異変」と考えるなら、「左腎査穴」を使います。
そうすれば、効率のいい「一穴鍼法」ができるようになります。

そのようなテクニックを、5月29日(日)の臨床実践塾で公開します。
これは見せるのが目的ではなく、勉強したい人に見てもらって、自分に合ったテクニックを研究してもらうためです。

セミナーの詳細は、参加者の症状に合わせて行ないますが、
こちらに書かれたテクニックから該当するのを選んで実技をします。

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多くの治療テクニックが出てきますが、希望があれば希望するテクニックも行ないます。

日時:2022.05.29。13:00~16:00(少し延びると思います)
定員:5名〈ビデオ撮影をして公開します〉
受講費:5.000円(顔出しNGの人は✖)
会場:新城針灸治療院

予約は:06-6765-7622まで
詳細案内は2~3日内にホームページで行ないます

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