ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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NY株続落、首都キエフまで16キロまでロシア軍迫る、クラスター爆弾が投下されたとドイツZDF,27年前、阪神淡路大震災の恐怖が抜けない、町の古老が「頭の上から爆弾が落ちてこない。

2022-03-12 15:44:01 | 経済学

大したことない」と話した(学校で教えてくれない経済学)

 

プーチン露大統領が対話を積極化したと一部に伝えられたあと高く始まった週末11日のNY株式市場はバイデン米大統領が対ロシア貿易制限を米議会に要請したあと失速、値下がりして取引を終えた。11日、NYタイムズ電子版は「①ロシア軍はマルウポリ、ハリコフで 無差別爆撃を続けた。バイデン米大統領がウオッカ、シーフードなど贅沢品を対象に貿易制限を発表した。②ゴールドマンサックス、JPモルガンがロシアから資金引き上げを決めた、③中国の「共同富裕」政策による高収益企業締め付けにウクライナ戦争が加わり中国の投資かはパニック状態にある。米国の情報公開条件強化で米国上場の中国企業に上場廃止の怖れが出て来た、④11日、米国の新規コロナ感染者数は3万5,796人、51%減、死者数、1,393人、31%減」と伝えた。

 

11日、ブルームバーグ電子版は「①ロシア政府はメタ(旧フェイ―スブック)を「過激派」リストに入れ、アクセスを禁止した、②キエフ市長は「250万人以上が隣国ポーランド中心に既に避難した」と語った。③EUはウクライナに対して決めた支援総額12億ユーロの内3億ユーロを拠出した、④上海株安、香港上場H株(中国株)の値下がりが止まらない、⑤米国最大の公的年金基金のカリフォルニア州公務員退職年金基金「カルバース」がロシア資産からの撤退を迫られている、⑥バンク・オブ・アメリカのウー氏は「余りにも多くの人が米国株を安全な投資先だとみなしている。次のポートフォリオ・シフトが起これば、米国株から現金への流れだろう。」と語った」と伝えた。

 

12日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「①ロシアのウクライナ侵攻後16日が経過した。ロシア軍がキエフまで16キロまで迫った。昼も夜も爆撃が続いている。極寒の中、市民はガスも電気もない生活を続けている。マリウポリでは無差別爆撃で逃げ遅れて多数の死傷者が出た。②プーチン露大統領は外国人部隊の戦闘参加の提案に「いい考えだ」と答えた。シリア戦線で実績を残したシリア兵中心に1万6,000人の外国人兵士が投入される」と伝えた。ドイツZDFは「ロシア軍は戦線拡大一途。クラスター爆弾が次々投下されている。」と伝えた。韓国KBSは「ユン次期韓国大統領は岸田首相と15分電話会談を行った。岸田首相は日米韓の連携の重要性を強調した」と伝えた。

 

11日、NY市場でダウは32,994ドル、229ドル、0.69%安、S&P500は4,204と55ポイント、1.30%安、ナスダックは12,843と286ポイント、2.18%安で取引を終えた。恐怖指数VIXは30.65と1.72%上昇、米10年債利回りは1.997%と変わらず。NY外為市場ではドル高・円安が進んだ。1ドル=117.28円、1ユーロ=127.97円、1英ポンド=152.87円で取引された。NY原油(WTI)はバレル109.20ドル、3.00%高、北海ブレントは同112.42ドル、2.83%高、NY金はオンス1,992.30ドル、ビットコインは3万8,855ドルで取引を終えた。27年前の阪神淡路大震災で身体に染み付いた恐怖は抜けない。土地の古老は頭の上から爆弾が降ってこない。あれと比べたらなんともないと話した言葉が忘れられない。(了)

 


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