死者50人との差はワクチンとブルームバーグ電子版(学校で教えてくれない経済学)
先週末の急落のあと3日目の22日、NY市場は様子見の中、小幅続伸した。ダウは34.823ドル、25ドル、0.07%高、S&P500、4,367,0.20%高、ナスダック、14,684、0.66%高で取引を終えた。22日、WSJ紙電子版は「新規失業保険申請件数は予想に反して増加した。米自動車メーカーによる半導体部品不足の影響が出ている。来週27,28日に開かれる米FOMCで米金融政策がティパリングに絞って協議されると見られているが、いつから、さらにどのようなテンポで実施されるかが焦点だ。米FRBバイエル議長は、インフレは一時的だと再々強調しているが米住宅価格は過去最高値、家賃高騰が止まらない。一方、デルタ株感染拡大で世界経済への懸念が投資家の間でやや後退、米企業業績に焦点を移した。」と伝えた。
恐怖指数VIXは17.69,1.23%低下、米10年債利回りは1.277と0.76%増加した。NY外為市場では小動き。1ドル=110.15円、1ユーロ=129.70円、1英ポンド=151.65円とやや英ポンドが買われた。NY原油はWTIがバレル71.72ドル、北海ブレント、同73.62ドル、急落のあと戻したあと様子見している。NY金はオンス1,807.70ドル、前日比横ばい、一方、ビットコインは3万2,176ドルと小幅続伸したと22日、ロイター電は伝えた。
22日、WSJ紙は「米FRBはインフレは一時的と言うが、米国では今ファスナーからクッキーにいたる幅広い分野で値上がりが進んでいる。米新規失業保険申請件数は予想外に増加した。失業保険受給者数は130万増加、1,260万件を記憶したと22日、米労働省は発表した。米FRBは米国債800億ドル、米住宅担保証券400億ドル合計1,200億ドル(13兆2,000億円)を毎月市場から買い上げ、資金を市場に供給して景気を支えている。直近の消費者物価指数が増加したことを受けて次回のFOMCで金融政策を協議するとパウエルFRB議長は議会証言した。22日、ECB(欧州中央銀行)理事会が開かれた。注目のテイパ―リングについて結論を23日会合に先送りした。ECBの政策が米FRB政策に影響する可能性がある。」と伝えた。22日、FT(フィナンシアルタイムズ)電子版は「デルタ株感染急拡大でインフレ対策としてのティパリングの結論をECBが見送る可能性が出て来た」と伝えた。
22日、ブルームバーグ電子版は「世界人口第4位のインドネシアでデルタ株による感染拡大で㏠当たりの感染者が5万人を超え、死者数は1,000人を超えている。多くの病院で酸素ボンベ不足は深刻だ。担ぎ込まれた患者は遮る板もなく病院の外で家族に見守られることもなく一人で死んでいく。一方、英国でも感染拡大で感染者数は毎日5万人を超えている。英政府は7月19日からパンデミック規制をほぼ全面解除した。英国のローカル紙は7月19日を「FreedomDay」と大見出しで取り上げた。バー、レストランではマスクなしで乱舞狂気するありさまだ。英国では死者数は50人に過ぎない。インドネシアとの差はなにか。ワクチンに尽きる。英国ではワクチン接種を人口の65%を終えた。一方、インドネシアは10%台に過ぎない。そのワクチンも効果が少ない中国製ワクチンやアストラゼネカワクチンが多くを占めている。」と伝えた。日本では23日午後8時、東京五輪が始まる。(了)
先週末の急落のあと3日目の22日、NY市場は様子見の中、小幅続伸した。ダウは34.823ドル、25ドル、0.07%高、S&P500、4,367,0.20%高、ナスダック、14,684、0.66%高で取引を終えた。22日、WSJ紙電子版は「新規失業保険申請件数は予想に反して増加した。米自動車メーカーによる半導体部品不足の影響が出ている。来週27,28日に開かれる米FOMCで米金融政策がティパリングに絞って協議されると見られているが、いつから、さらにどのようなテンポで実施されるかが焦点だ。米FRBバイエル議長は、インフレは一時的だと再々強調しているが米住宅価格は過去最高値、家賃高騰が止まらない。一方、デルタ株感染拡大で世界経済への懸念が投資家の間でやや後退、米企業業績に焦点を移した。」と伝えた。
恐怖指数VIXは17.69,1.23%低下、米10年債利回りは1.277と0.76%増加した。NY外為市場では小動き。1ドル=110.15円、1ユーロ=129.70円、1英ポンド=151.65円とやや英ポンドが買われた。NY原油はWTIがバレル71.72ドル、北海ブレント、同73.62ドル、急落のあと戻したあと様子見している。NY金はオンス1,807.70ドル、前日比横ばい、一方、ビットコインは3万2,176ドルと小幅続伸したと22日、ロイター電は伝えた。
22日、WSJ紙は「米FRBはインフレは一時的と言うが、米国では今ファスナーからクッキーにいたる幅広い分野で値上がりが進んでいる。米新規失業保険申請件数は予想外に増加した。失業保険受給者数は130万増加、1,260万件を記憶したと22日、米労働省は発表した。米FRBは米国債800億ドル、米住宅担保証券400億ドル合計1,200億ドル(13兆2,000億円)を毎月市場から買い上げ、資金を市場に供給して景気を支えている。直近の消費者物価指数が増加したことを受けて次回のFOMCで金融政策を協議するとパウエルFRB議長は議会証言した。22日、ECB(欧州中央銀行)理事会が開かれた。注目のテイパ―リングについて結論を23日会合に先送りした。ECBの政策が米FRB政策に影響する可能性がある。」と伝えた。22日、FT(フィナンシアルタイムズ)電子版は「デルタ株感染急拡大でインフレ対策としてのティパリングの結論をECBが見送る可能性が出て来た」と伝えた。
22日、ブルームバーグ電子版は「世界人口第4位のインドネシアでデルタ株による感染拡大で㏠当たりの感染者が5万人を超え、死者数は1,000人を超えている。多くの病院で酸素ボンベ不足は深刻だ。担ぎ込まれた患者は遮る板もなく病院の外で家族に見守られることもなく一人で死んでいく。一方、英国でも感染拡大で感染者数は毎日5万人を超えている。英政府は7月19日からパンデミック規制をほぼ全面解除した。英国のローカル紙は7月19日を「FreedomDay」と大見出しで取り上げた。バー、レストランではマスクなしで乱舞狂気するありさまだ。英国では死者数は50人に過ぎない。インドネシアとの差はなにか。ワクチンに尽きる。英国ではワクチン接種を人口の65%を終えた。一方、インドネシアは10%台に過ぎない。そのワクチンも効果が少ない中国製ワクチンやアストラゼネカワクチンが多くを占めている。」と伝えた。日本では23日午後8時、東京五輪が始まる。(了)