ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

NY市場は様子見、ダウ、104ドル高、ナスダック、横ばい、一方、インドネシアで新規感染者数1日当たり3万4,000人、死者数1,040 人、デルタ株感染でと豪ABC(学校で教えてくれない経済学)

2021-07-08 11:13:35 | 経済学
米FOMC議事録が7日発表された。NY市場では株は様子見。ダウは34,681ドル、104ドル、0.30%高、S&P500、4,358、0.34%高、ハイテク指標のナスダックは1ポイント高、前日比ほぼ横ばいの14,665ポイントとまちまちで取引を終えた。一方、米債券が買われた。米10年債利回りが一時、1.29%まで低下した。「先に発表された6月米雇用統計は全体としては85万増加したがコロナ前復帰には程遠い。失業率は白人、非白人で3%ポイント以上の差がある。米経済全体として見れば回復に時間がかかることを示唆した。さらに変異ウイルスデルタ株による感染者の爆発的増加、特に死者数が多い。それが債券買い、利回り低下の背景と見られる」と7日、WSJ紙電子版は総括した。

恐怖指数VIXは16.20,低下した。米10年債利回りは1.323%へ下落した。NY外為ではドルが売られた。1ドル=110.62円、1ユーロ=130.50円、1英ポンド=152.69円で取引された。ユーロが対ドルで売られた。つれて対円でも下落した。「ドイツ景況感が予想以下に低下、債券が買われ、利回り低下がユーロを下げた」と7日、ロイタ―電子版は書いた。NY原油(WTI)は前日の大幅下げを小幅戻してバレル72.25ドル、北海ブレントは同73.38ドルで取引された。7日、WSJ紙電子版は「OPECプラスの会合でサウジ減産継続とUAE生産増とスタンスが分かれた。目先原油需要増加し価格堅調は持続する。しかし、世界的なグリーンエネルギ―への流れは止められない。今のうちに石油を増産しUAEのシエアを拡大しておきたい。協調減産「カルテル」の「出口」戦略がある」と書いた。NY金はオンス1,805.30ドルと小幅反発。ビットコインは3万4,129ドルと小幅に下げた。

8日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で豪ABCは「インドネシアで7日、デルタ株による感染が爆発的に増え、新規の感染者数が3万4,000人を突破した。死者数は1,040人と発表した。酸素不足、ベッド不足で完全に医療崩壊の状態にある。病院が直接メーカーから酸素ボンベを買い始めたため一般は酸素ボンベ不足で酸素を求め長蛇の列ができた。酸素ボンベの値段が一部で3倍で取引されている。デルタ株の感染力は従来型と比べ感染力が5倍高い。子供含め若者の死者が多い。一方、シドニーでの感染者数が増加に転じた。ロックダウン解除の8月中迄延期を決めた。」と伝えた。シンガポールCNAは「インドネシアでデルタ株感染が拡大している。バリ島、ジャワ島が中心に変わりはないが他の十数の島に感染が拡大して来た。一方、韓国で新型コロナ感染拡大がソウル周辺の都市部で急拡大して来た。7日の新規感染者数が1,200人を超えた。20代、30代で感染が拡大している」と伝えた。ロシアテレビは「7日、ロシアでの新規のコロナ感染者数が2万2,962人、死者数725人に達した。悪化に歯止めがかかっていない。PCR検査証明がないと公の建物に出入りできない。検査費用が一件、6,000ルーブル(約1万円)が8,000ルーブル(1万4,000円)に値上がりした。」と伝えた。英BBCは「英国の新規感染者数は3万2,528人、死者数は332人に達した。ジョンソン英首相は「ワクチン2回接種者は3,400万件、国民の65%、7月19日のロックダウン解除予定を変える考えはない」と語った」と伝えた。(了)

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NY市場様子見でダウ208ドル安、一方、ナスダック、14,663ポイント最高値保つ、一方、中国配車企業最大手、DiDi社、中国当局の締め付け強化で株価一時25%急落(学校で教えてくれない経済学)

2021-07-07 09:50:45 | 経済学
米独立記念日振替休日明けの6日、NY市場は薄商いの中、S&P500は7連騰のあと4,343,0.20%安、ダウは34,577ドル、208ドル、0.60%安もナスダックは14,663、0.17%高と最高値を維持したと7日、WSJ紙電子版が総括した。一方、中国配車最大手、DiDi急落の余波を受けてアリババが211.60ドル、2.82%値下がりした。WSJ電子版は「中国当局の締め付け強化が直撃して滴滴(DiDi)が急落、一時、25%値下がりした」と伝えた。7日、FT(フイナンシアルタイムズ)電子版はトップで「NY市場に上場したばかりのDiDi株が25%急落、他の中国株への影響が懸念される」と伝えた。6日、ロイター電は「6月米ISMサービス指数が5月の64から60.1へ低下した。特に雇用指数が5月の55.3が49.3へ低下した。経済活動は18業種中16で活発化に伴い人手確保が問題化している」と伝えた。

恐怖指数VIXは16.40、8.83%上昇、米10年債利回りは1.357%へ5.27%低下した。NY外為市場ではドルが売られた。1ドル=110.65円、0.27%安、1ユーロ=130.79円、0.63%安、1英ポンド=152.68円、0.59%安で取引された。NY原油(WTI)はバレル76.98ドルを付けたと反落、73.73ドル、1.90%安、北海ブレント、同74.86ドル、2.98%安と揃って値下がりした。NY金はオンス1,796.90ドル、0.76%高、ビットコインは3万3,911ドルと0.60%値上りした。

7日、ブルームバーグ電子版は中国配車最大手DiDi(滴滴)株急落の背景を詳細報じた。「NY市場に7月2日、公開価格14ドルで上場したDiDi(滴滴)株は7月6日、11.58ドルへ25%急落、時価増額220億ドル(約2兆4,400億円)が吹っ飛んだ。」と伝えた。同紙によれば「中国国家インターネット情報弁公室(CAC)は7月2日、国家安全保障上の理由で同社の調査に着手。同社は中国市場のほぼすべてを支配している。中国国内を中心に5億人規模のユーザーからの機密データを保有している。7月4日、同社のアプリストア運営会社に対して提供アプリのリストから「滴滴」を除外するよう命じた。その結果同社は新規ユーザーが得られなくなる。中国での売り上げに甚大な影響が出てくるがそれ以上に米国の投資家が株価急落で痛手を被る。習主席含め指導部は過去1年間にわたりユーザー保護と共産党の権威に挑戦することになりかねない億万長者を見つけ出すためデータを捜索して来た。党に潜在的脅威になる存在は排除することが狙いと見られる。」と伝えた。

7日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で豪ABCは「パプアニューギニア島民に豪政府が中国ワクチンを排除していると中国政府が反発している。豪政府は否定しているが、豪中対立がワクチン接種にまで発展してきた。」と伝えた。カタール、アルジャジーラは「ナイル川上流でエチオピアがダム貯水で下流のエジプトが国連提訴した。」と伝えた。ベトナムVTVは「ベトナムで第四波のコロナ感染拡大で22企業、2,000人規模の日本企業で売り上げがコロナ前の30%減少した。宅配に活路を見出そうとしている」と伝えた。(了)

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今年もレインリリーが元気に咲きました(スケッチ&コメント)

2021-07-05 18:12:58 | スケッチ


レインリリーが元気に咲きました

画・江嵜 健一郎



梅雨の晴間例の更地に出かけ今年で三回目の開花のタイミングに会い絵心を刺激されてスケッチした。

レインリリーは雨が降り球根が潤うと花茎が伸びて一斉に開花する。レインリリー(雨ユリ)と名付けられた。学名はゼフィランセス。ギリシャ神話、西の風(Zephyros)と花(anthos)が由来。周期的に色鮮やかに花を開く。原産地はアメリカ。日本には江戸時代に伝わった。

一本の花茎に対して花はひとつだけ。花は白、ピンク、黄、オレンジなどある。花期は6~10月。1つの花は2~3日しか咲かない。花言葉は「汚れなき愛」、「潔白な愛」、「期待」とヤフーのブログに出ていた。

スケッチのあと下草取りをしていると通りががかりのさるご婦人が「花がまた会はせてくれましたね」と声をかけて来た。当方はお顔も覚えていない。

当方が以前「花が呼んでくれます」と言った言葉を覚えていて先の言葉になったようだ。「先日は小さな朝顔がさいていました。皆さんここを通りながら花を楽しんでおられますよ」としばし花談義が続いた。

雨が降るとレインリリーは開花する。熱海駅近くの集中豪雨で痛ましい事故が伝えられる。当欄でも複数回触れたが83年前の1938年7月3~5日、神戸、阪神地区は集中豪雨に見舞われた。

梅雨前線が7月3日に瀬戸内海を通過。4日、夕刻に雨は一時細まったが、5日の午前1時からふりはじめその日の午後1時まで降り続き六甲山に600ミリ/時、阪神地区は400ミリ/時と記録にある。

自宅マンションからみえる現在の六甲山からは想像できないが、83年前ははげ山だった。鉄砲水となって芦屋川、住吉川、石屋川が決壊、市街地を土石流が襲った。阪神大水害の様子は谷崎潤一郎「細雪」にも詳しい。

私ごとで恐縮であるが、筆者はたまたまその年の6月29日に生まれた。難産の上に大水害、産後の肥立ち悪く、母には苦労を掛けたと聞いている。レインリリーを描くたびに昔のことがよみがえる。(了)

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NY市場、利上げ懸念後退でダウ、S&P500,ナスダックともに上げる、一方、新規コロナ感染者数、英国、2万7,217人、死者わずか、一方、 ロシア、感染者2万3,000人、死亡679人

2021-07-03 08:58:11 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


6月の米雇用者数(非農業部門)が5月と比べ85万人増加と2日、米労働省が発表した。中身を見れば黒人、ヒスパニック、女性の労働参加率は前月比ほぼ横ばいとまだら模様だった。そのため多くの投資家が警戒していた米FRBの早期利上げ観測が後退した。2日のNY市場はダウ、34,786ドル、152ドル、0.44%高、S&P500,4,352, 0.75%高、ナスダック、14,639、0.81%高と3指標揃って値上がりした。恐怖指数VIXは15.03と2.91%減少、米10年債利回りは1.431%へ3.34%低下した。NY外為市場では利回り低下でドルが売られた。1ドル=111.02円、0.44%安、1ユーロ=131,73円、0.3%安、1英ポンド=153.61円、0.07%高で取引された。NY原油(WTI)はバレル75.14ドル、0.13%安、北海ブレント、同76.10ドル、0.34%高。NY金はオンス1,788.80ドル,0.68%高、一方、ビットコインは3万3,199ドルへ1.07%値下がりした。

2日のロイター電子版によると「6月の米雇用データの中身を見るとアフリカ系アメリカ人(黒人)の労働参加率は5月の60.9%並みの61.6%、全体の失業率は5.9%(5月5.8%)に対して黒人の失業率は9.2%(5月9.1%)だった。ヒスパニックの失業率はパンデミック前の水準より3%ポイント高いままだ。働く女性の数は7,140万人で5月から13万減った。成人女性の労働参加率は56.2%、5月の横ばい、パンデミック前の57.8%に回復していない。全人口に占める雇用者数は58%と5月と並びでパンデミック前と比べ3%ポイント少ない。全労働人口は15万1,000人増えたがコロナ前と比べると300万人少ない。より多くの労働者が参加するようになると失業率の低下は緩慢となる。雇用増加は外食、飲食産業が大部分で製造業は増えていない。人々は労働市場に戻りつつあるのは事実であるが賃金上昇の高止まりは見られない。」とHoward Schineider記者は書いた。

3日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「英国全体で1日当たり新規コロナ感染者数が2万7,127人を超えた。うち陽性者数はイングランドで人口10万に対して260人だった。ワクチン接種が進み死者数は少ない。1回目の接種を終えた人は4,500万人、85.5%、二回目を終えた人は3,300万人で人口全体の63.1%を占める。」と伝えた。ロシアテレビは「2日、ロシア全体でコロナ感染者数は2万3,000人を超えた。内モスクワ市内は7,000人。全体で679人が死亡した。ワクチン接種会場を広げ対応している。」と伝えた。
ドイツARDは「ロシアで変異ウイルス感染拡大で死者数が679人と発表。20歳台の若者のが多い。ロシアではワクチン接種を済ませた人数は人口の16%に過ぎない」と伝えた。

英BBCは「メルケル独首相はジョンソン英首相と2日会談した。メルケル首相の現役最後の会談となる。英国はEU離脱後北アイルランドとの問題は未解決のままだ。メルケル首相との会談は和やかな雰囲気だったが彼女はEUの立場を譲らなかった。ジョンソン首相との会談の後メルケル首相はエリザべス女王と会談した。24回目で最後となった」と伝えた。五輪開催まで3週間を切った。続々と外国選手団が到着。無事を祈るのみである。(了)

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NY市場、S&P500,6営業日続伸、「利上げ懸念を抱えながらの株価上昇に市場は当惑」とWSJ紙総括、一方、感染拡大を受けて東京五輪「無観客開催も視野」と菅首相語る(学校で教えてくれない経済学)

2021-07-02 09:54:35 | 経済学
米新規失業保険申請者件数が36万4,000件へ前の週の41万5,000件から減少した。6月のISM米製造業景況感指数もサービス業などで一部人手不足が見られる。S&P500は4,319ポイント、0.5%高、6営業日続伸した。ダウは34,633ドル、131ドル、0.38%高で取引を終えた。ナスダックは14,522、0.13%高で取引を終えた。恐怖指数VIXは15.48、2.21%低下した。米10年債利回りは1.460%と1.39%下落した。1日、WSJ紙電子版は「利上げ懸念を抱えながらも市場は高揚感なき上昇に当惑しているように見える。」と総括した。

NY外為市場で葉1ドル=111.54円、1ユーロ=132.14円、1英ポンド=153.49円とドル堅調が持続した。NY原油(WTI)はバレル75.04ドル、0.11%高、北海ブレントは同75.61ドル、0.11%高とガソリン高を背景に上昇した軽質オイルWTIと原油生だき用中心の重質油の北海ブレントの値段が並んだ。新型コロナ感染者数は変異ウイルスデルタ株による感染拡大で全体として増加しているがワクチン接種進展で死者の数は減少している。ジョンソン英首相は「7月19日ロックダウン全面解除の予定に変更はない」と1日、語ったと2日朝放送の英BBCは伝えた。NY金はオンス1,777.00ドルと冴えない。ビットコインは3万3,528ドルと前日比4.28%下落したと1日、ロイター電子版が伝えた。

1日、朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「7月19日、全面解除を控えて最終段階に入ったとジョンソン英首相は語った。英国の新規感染者数は一日当たり2万人8,000人を超えた。一方、死者の数は急減、入院患者数も減った。」と伝えた。スペインTVEは「7月1日からQRパスポートパスポートをクリアすれば空港含め一部条件付きながら往来が自由になった。QRコードにはPCR検査陰性、ワクチン接種済証明が義務付けられている。」と伝えた。フランスF2は「7月1日から一部条件つきながら映画館が8か月振りで再開された。フランスではワクチン接種を60歳以上の81%が済ませた。これから18~59歳の年代に対象を広げる。欧州サッカー選手権の試合のあとお祭り騒ぎのあとクラスター感染が英国、スペイン、イタリアはじめ各国で感染が急拡大している。欧州サッカー連盟の対応に批判が出て来た。」と伝えた。

シンガポールCNAは「①香港行政長官代理は香港返還24周年を記念して香港の未来は明るいと述べた。林行政長官は北京で開かれた共産党創立100周年記念式典に出席で留守だった、②インドネシアのジャワ島、バリ島で7月3~20日間ロックダウン実施が決まった。インドネシアでの感染者数が一日2万5,000人を超えた。」と伝えた。カタール、アルジャジーラは「イラン核合意が7回目の協議が欧州、米国いれてはじまる。全く合意のめどは立ってない」と伝えた。ロシアテレビは「ロシアの新規感染者数が2万3,530人、前日比501人増えた。」と伝えた。一方、日本はどうか。東京で感染数が1,000人を超す可能性が出て来たと専門家委員会が発表した。無観客での五輪開催も視野に入れると菅首相は1日話した。今週末から来週にかけて各国選手団が東京にやってくる。無事これ名馬である。(了)

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NYダウ、S&P500は過去最高値更新、ナスダック反落、一方、米国は2023年末まで少なくとも2回利上げとエコノミストは予測とFTが書いた、インフレの影が静かに迫っている(学校で教えてくれない経済学)

2021-07-01 11:14:06 | 経済学
今年上半期最終取引日の30日、NYダウは34,502ドル、210ドル、0.61%高、S&P500,
4,297,0.13%高と揃って過去最高値を更新して取引を終えた。一方、ナスダックは14,503ポイント、0.17%反落した。30日、WSJ紙電子版は「今年前半、ダウは13%、S&P500は14%値上りした。雇用から個人消費、中小企業の経営者の自信回復に至るまでパンデミック以前に回復しつつある。しかし、インフレ懸念を控えており先行きの相場展開には慎重だ」と総括した。30日、フィナンシアルタイムズ(FT)電子版は「多くのエコノミストは米FRBは2023年末までに2回の利上げを予測している。」と伝えた。

恐怖指数VIXは15.83、1.19%減、米10年債利回りは1.468%、1.66%高、NY外為市場で1ドル=111.10円と6月ADP民間雇用数字が69.2万人増加と予想を上回りドルが買われた。1ユーロ=131.75円、1英ポンド=153.66円とほぼ変わらずで取引を終えた。NY原油(WTI)はバレル73.54ドル、北海ブレント、同74.66ドルと堅調を維持した。30日、WSJ紙電子版は「車での人手が2019年を超えた。レンタカー料金が年初2月比40%値上りした。ガソリン店頭価格がガロン3ドルを超え2014年来の高値を更新した」と伝えた。日本の店頭ガソリンも円安を受けて値上りしている。

米国のように車に乗らないとどこにも行けない場所で生活する人間にとってはガソリン代の値上がりは敏感に個人消費に影響する。財布にいくら残っているかで行き帰りの買い物に即影響する。企業でも灯油、ガソリン、プロパンガスの値上がりはコロナ下で売り上げが急減している上に原燃料代の値上りは無視できない。液化天然ガスも値上がりしている。こ
れは電気代値上げに響いてくる。欧米の金融当局が次いつから利上げを開始するか神経質になっているのも原油高、資材高、原料高が静かに忍び寄ってきていいることを敏感に感じ取っているからだろう。インフレの影が静かに迫っているが日本の金融機関はゼロ金利のままである。海に深く沈む生活が常態になっている深海魚と同じである。一気に上がると潜
水病で命を失うからだ。人間一番怖いのは異常であるが異常だと気付かないことだろう。

NY商品先物市場では原油先高感に加えて30日、トウモロコシ、大豆、小麦が値上がりした。干ばつ、豪雨、異常気象が背景にある。7月1日、朝放送のドイツZDFが「カナダで30日,49.5℃を記録、少なくとも130人の死者が出た」と伝えた。米西海岸カリフォルニアで44℃を記録した。」と伝えた。一方、NY金はオンス1,769.10ドルと引き続き冴えない。金の輝きを失ってしまったようだ。ビットコインは3万4,999ドルと2.41%安も比較的安定している。1日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でロシアテレビは「プーチンロシア大統領は国営テレビを通じて恒例の「国民対話」を行った。質問が200万件寄せられコロナ関連の質問が半分以上を占めた。「大統領がワクチンを打った映像を見たことが無い。」との質問に「打ちましたよ。国民は信じてくれている。」と答えた。」と伝えた。(了)

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