カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

花を眺めて句を読んで

2021-03-04 17:31:14 | ウオーキング

 町の東にある木山城趾公園には、花の咲く草木に句が添えられているものがある。

 咲く時期に訪れ、句も一緒に楽しむのもいい。

 

 (馬酔木の花)

 このくらい咲くと、目立たない部類の花でもそれなりに目立つ。

 自然のものは白が多いが、園芸種なのだろう薄いピンクに見える。

 

 故郷の山「鞍岳」に、馬酔木の群生する場所があるが、まさしく丘のように広がっている。

 高い山なので、開花時期はもう少し遅くなるが、春リンドウと共に楽しめる。

 

 (ユキヤナギ)

 前回来たときは、1~2輪がやっと咲いた感じで、雪には見えなかったがどうやら見頃を迎えた。

 かすみ草と同じように、集団で存在を感じさせるタイプ。

 

 かたまってこその雪柳である。

 そよそよと吹く僅かな風にも、健気に揺れる。

 

 (白木蓮)

 そうであるかどうかは、少々疑わしいが、句碑があるのでそういうことに・・。

 

 (白木蓮の句碑)

 白木蓮は、天に向かってアピールしている。

 下から見上げる人間は、その天を敬う心根に共感する。

 

 (こぶしの花)

 白木蓮と、こぶしの境界がよく分らないが、花はやや小降りである。

 

 (こぶしの句碑)

 遠く雪の峰を見る季節に、麓ではもうこぶしの花が咲く春が。

 

 (レンギョウの花)

 句碑はなかったが、白い花が多い中で黄色の花が目立っていた。

 レンギョウも以前は句碑もあったのだが、地震で壊れてそのままになっている。

 季節は巡り、咲く花も代わっていく。

 上を見たり、足下の句碑を見たりと楽しみもさまざま。

 「逃げ出した句は掴まらぬ忘れ草」・・・・しろ猫

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コメント
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