益城の秋津川河川公園の桜の開き具合から、今週から来週が花見のピークという話になった。
ところが今週も来週も、予報はあまり良くなくて雨模様。
1分咲きでも2部咲きでもいいから、早いほうが良いと相方が言い出した。
突然イベントが決行されるのは、我が家の最も得意とするところなので早速弁当をもって菊池へ向かった。
菊池公園は、県下でも名のある桜の名所、咲いてなくても文句は言わないということで故郷へ。
ところが、早い遅いの差はあるものの、結構な開花状況になっていた。
ソメイヨシノ、山桜その他もろもろ、色様々な桜が1~2分咲きから満開に近いものまで・・・。
「陽光」とかいう品種の、ピンクの桜はもう満開のど真ん中。
山の斜面には菜の花もあって、これが桃ならさしずめ桃源郷。
のんびり桜を眺めながらの弁当もなかなかよろしい。
公園内の桜も品種も違うし、同じ品種でも老いた木の方が花が早く咲いている。
見上げたり、見下ろしたりで桜を楽しむ。
散策している人もまだ少ないので、すれ違う度に挨拶を交わす。
気の早い、八重の桜が咲き始めていた。
あっと驚く気の早さは、なんと言ってもツツジが咲き始めていたこと。
菜の花~桜~ツツジ~花菖蒲~あじさい等々、順序ってェものがあるだろうに。
最近は季節を無視した開花が目立つ。
帰りに、物産館横の足湯でリラックス。
若い人達が何組か来ていたが、皆さん我々年寄りにも気さくに挨拶を交わしてくれる。
去年の冬の終わり頃、新型コロナがまだ一般的でない時期に、この足湯で中国からの家族連れと一緒になったことを思い出した。
両国の関係も、新型コロナとの関係も、早く和やかやものになって欲しいものである。
季節には季節の花が、平和や健康であるべきものは、そうでありたいと思うばかりである。
「昔とは変わらぬ筈の春の月」・・・・しろ猫