今日は所属する川柳吟社の総会と句会に参加のため町に出た。
かなり早めに家を出た。
開始30分前には打ち合わせに来て欲しい旨の連絡を、昨夜のかなり遅い時間に受けていたから。
およそ打ち合わせ事項も、問題点も予想はついた。
日曜日なので通勤の混雑がなくて、予定より30分も早く着いたのでその辺りをウロウロ。
(サクラマチくまもと)
会場の市民会館とは、交差点を挟んで近くにあるコベンション施設などがあるサクラマチくまもとへ。
通りかかったら、やたら建物に花が目立ったので寄ってみた。
各階ごとにテラスの部分に木が植えられ、花が咲いているのが見える。
(熊本城を望む)
前方に熊本城、右は国際交流会館で左は今日の会場の市民会館。
日曜日だが、人出は少ない。
県独自の緊急事態宣言は解除されたが、人々の自粛癖は当分治らない。
誠に結構は癖が身についたものである。
(ビルの桜と熊本城)
ビルの中に入ることなく、外側のテラスには各々の階を結ぶ階段があるので、その階段を上る。
花と熊本城のベストショットを探すが、なかなか上手く条件が揃わない。
屋上庭園なら多分良い場所があったろうが、とにかく階段で疲れたのと時間も少々気になってきた。
市民会館での総会は、昨夜突然に議長を要請された俄議長の私の進行で議事を進めた。
いわゆるシャンシャン総会にほぼ近い流れだった。
併設のレストランで昼食をとった後、午後の句会までの時間に熊本城の入り口付近を歩いた。
(熊本城櫨方門付近)
熊本城の桜のメインは、行幸坂の桜並木だが、まだ咲いていない。
行幸橋を渡って直ぐ右手の櫨方門の桜が辛うじて開花宣言レベルの咲きようだった。
ただ、同時に映り込む石垣の崩れが何とも痛ましい。
熊本の桜の開花宣言は、以前は気象台の庭の桜だったが、たしか今は何処かの小学校の校庭の桜だったと記憶する。
てなことを、思いながら辺りを見回したら、綺麗な着物姿のうら若き女性が数名通り過ぎていった。
後ろ姿くらいならよかろうとパチリ。
こんなインパクトのある着物姿なら、もっと沢山の人が着てもよさそうな気がするが。
着物姿は、若い女性は勿論華やかで可愛いが、ある程度お歳を召した女性が着るとぐっと落ち着いて見える。
日本女性の皆さんに、目立ちたかったら着物をどうぞと勧めたい。
午後の句会が属目吟なら、一句捻ってみたい句材である。
今日は既にお題は決まっている。
三才に1句、五客に1句抜いて貰った他は、没句ばかりだった。
(本丸御殿方向の桜)
披講が始まるまでの時間ぼ~っと外を眺めていたら、お城の本丸御殿方向に薄いピンクが見えた。
きっと桜に違いないと、馬鹿チョンカメラの望遠を目一杯効かせて写したが、この程度の出来。
お城の中では、もうとっくに咲いている桜があるということだろう。
来週はもっと沢山の場所で、桜の開花が見られるはずだが、残念ながら来週は天気が悪い日が続く予報。
再来週以降に花見は持ち越しだろう。
仕方がないので、今日の没句の供養でもするか。
「風の歌唄った頃の風の色」・・・・・しろ猫
「春うららマスクの下の紅淡く」・・・しろ猫
没になったときは残念だったけど、今こうして書き出してみると、なるほど没だと納得する。
ナマンダブ・ナマンダブ・・・・・・・