今日はお昼ちょっと前から雨模様。
朝から外に出ると、生暖かい風が吹いていて、いかにも雨を予測させる感じだった。
(散ったモクレンの花びら)
運動公園のドームまでウオーキングに出かけたが、残念ながら火曜日が定休日でゲートも開いていない。
それでも、入り口のゲートまでの道路の両側に駐車して、ドームの外側を歩いたり走ったりしている人が沢山いた。
私も真似て、仲間入り。
雨も降っているので、歩いても散ったモクレンの花びらを眺めるくらいしか変化がない。
仕方がないので、今日は先日訪れた菊池川の河川敷の菜の花をUPする。
(菊池川の七城付近)
菊池市七城町の菊池川河川敷に向かった。
春は菜の花、秋はコスモスというように広い河川敷一杯に花が咲き誇る。
コロナ前までは、菜の花祭りやコスモス祭りなどイベントが開かれ、店も出て沢山の人で賑わったものだった。
人専用の橋にしては立派すぎる橋を渡って、対岸の堤防の遊歩道を歩く。
川面には、帰るつもりなのかこのまま居着くつもりなのか知らないが、沢山の鴨が浮かんでいる。
(河川敷一帯が全て菜の花)
菜の花独特の香りが漂う。
この広大な菜の花の中で、漂っていたのは私と相方の二人だけ。
途中から若い男女が、上の堤防道路を歩いて行った他は、ほとんど人にも会わず、何と贅沢な春のひととき。
(白い菜の花)
所々に、白い菜の花も咲いていた。
黄色一色の中では、白はそれなりに目立つ。
時間経過に従って、花びらの色が変わるらしく、薄紫になっているものもあった。
いかにも大根のお友達的花だが、葉っぱなどは普通の菜の花とほとんど同じ。
食べられます系の花とみた。
(菊池川とその上流部の鞍岳)
橋の上から東を眺めれば、春霞に鞍岳の山容が見える。
この上流部の鞍岳の麓が、何を隠そう(隠したって仕方がない)私の生まれ故郷である。
峠川・矢護川を集めた合志川と、迫間川・内田川を支流に持つ菊池川は、この下流で合流し遠く玉名市へ向かい有明海にそそぐ。
この菊池川一帯の2000年に亘る稲作文化は、日本遺産に登録されている。
山よし川よし平野で採れる米もよし、なのである。
コロナが落ち着いて、普通の花を愛でるイベントが、普通に催される日が来ることを祈るばかりである。
「少年の時は帰らぬ川遊び」・・・・しろ猫