昨日のある会合での対話から。
「あなたは人が知らない、取り上げない映画や音楽など沢山ご存じのようですが、そういう人の知らないものをいつも追いかけているのですか?」
「いいや、ただの物好きからしているだけです。若い頃は確かにそういうヒネクレた気持ちから追いかけていたこともありましたが、それは本当に自分が求めているものとはつながる訳じゃないですからね。ある時から"ただそれが好き、それに惹かれる"、という気持ちを大事にするようになったのです。世の中の声とかは関係無しにね」
「(小さい声で)それが既にヒネクレたことなんじゃないかなあ...」
「えっ、何ですって?」
「い、いえ何でもありません。ち、ちなみに最近観た映画で、面白かったのは?」
「昨晩、観た"多羅尾伴内"が面白かった。片岡知恵蔵、知ってる?」
「知らなーいi」
"知らない"というのは、これは映画では特に言えることだけど、世代の違いということが大きいのです。私と同世代の人でもほとんどの人は知りません。せいぜい"聞いたことある"という程度です。しかし、私よりずっと年配の人に聞いてみたら「勿論だよi 懐かしいね。"ある時は、片眼の運転手..."」とやっていたので、物真似をしてみたら...
その私よりずっと若いべっぴんさん「それ、喜久扇師匠の物真似ですか?」ときましたi
話は変わり「あなたは古いことを沢山ご存じのようですが、お若そうに見えますね?」(べっぴんさんからはいつもそう言われるんだi)
「いくつぐらいに見えますか?」(これはいつも聞くことにしてます)
「40代?、せいぜい50代かな」(フフフ...これを聞きたかったんだi)続けて「どうしたら、そんなに気持ちが若くなれるんですか?」
「僕は成長が停まってしまっているようなもので...僕は今でも例えばキレイな夕日を見ていると感動を覚える(キレイな人を見てると胸がときめく...)...そう感じなくなってしまったら人生も潮時かな、と思ってます」
「随分ロマンチストなんですねえ...詩でも書いてらしてるんですか?」
「ええ、そういう真似事をたまにしています。普段は散文が多いですが」
「どっかでそれを発表しているのですか?」
「ええ、まあ...(小さい声で)ここだけの話ブログを書いているのです。他の野暮ったいおっさん、じっさんらにはほとんど知られていません」
「散文てどういうことを書いているんですか?」
「う~んと...何て言うか..."人間も人生も人がそう見たり、そう思っているだけじゃない"...というようなことですよi」
「何だかよく分からないけど、是非読んでみたいですね」
「こういう騒々しい(急に場内にディスコ調のバカでかい音量で音楽が鳴り出した)ところじゃなくて、もっと落ち着いた時とかお見せしたいです。多分あなたは読んでも頭から何かが噴出したりはしないだろうから...」
「書かれていること、うんと世に知られたらいいですよね」
「いえいえ、そんなウケねらいで書いているんじゃありません。ただ好きでしているだけなんですから...」
「あなたは人が知らない、取り上げない映画や音楽など沢山ご存じのようですが、そういう人の知らないものをいつも追いかけているのですか?」
「いいや、ただの物好きからしているだけです。若い頃は確かにそういうヒネクレた気持ちから追いかけていたこともありましたが、それは本当に自分が求めているものとはつながる訳じゃないですからね。ある時から"ただそれが好き、それに惹かれる"、という気持ちを大事にするようになったのです。世の中の声とかは関係無しにね」
「(小さい声で)それが既にヒネクレたことなんじゃないかなあ...」
「えっ、何ですって?」
「い、いえ何でもありません。ち、ちなみに最近観た映画で、面白かったのは?」
「昨晩、観た"多羅尾伴内"が面白かった。片岡知恵蔵、知ってる?」
「知らなーいi」
"知らない"というのは、これは映画では特に言えることだけど、世代の違いということが大きいのです。私と同世代の人でもほとんどの人は知りません。せいぜい"聞いたことある"という程度です。しかし、私よりずっと年配の人に聞いてみたら「勿論だよi 懐かしいね。"ある時は、片眼の運転手..."」とやっていたので、物真似をしてみたら...
その私よりずっと若いべっぴんさん「それ、喜久扇師匠の物真似ですか?」ときましたi
話は変わり「あなたは古いことを沢山ご存じのようですが、お若そうに見えますね?」(べっぴんさんからはいつもそう言われるんだi)
「いくつぐらいに見えますか?」(これはいつも聞くことにしてます)
「40代?、せいぜい50代かな」(フフフ...これを聞きたかったんだi)続けて「どうしたら、そんなに気持ちが若くなれるんですか?」
「僕は成長が停まってしまっているようなもので...僕は今でも例えばキレイな夕日を見ていると感動を覚える(キレイな人を見てると胸がときめく...)...そう感じなくなってしまったら人生も潮時かな、と思ってます」
「随分ロマンチストなんですねえ...詩でも書いてらしてるんですか?」
「ええ、そういう真似事をたまにしています。普段は散文が多いですが」
「どっかでそれを発表しているのですか?」
「ええ、まあ...(小さい声で)ここだけの話ブログを書いているのです。他の野暮ったいおっさん、じっさんらにはほとんど知られていません」
「散文てどういうことを書いているんですか?」
「う~んと...何て言うか..."人間も人生も人がそう見たり、そう思っているだけじゃない"...というようなことですよi」
「何だかよく分からないけど、是非読んでみたいですね」
「こういう騒々しい(急に場内にディスコ調のバカでかい音量で音楽が鳴り出した)ところじゃなくて、もっと落ち着いた時とかお見せしたいです。多分あなたは読んでも頭から何かが噴出したりはしないだろうから...」
「書かれていること、うんと世に知られたらいいですよね」
「いえいえ、そんなウケねらいで書いているんじゃありません。ただ好きでしているだけなんですから...」