人生の裏側

人生は思われた通りでは無い。
人生の裏側の扉が開かれた時、貴方の知らない自分、世界が見えてくる・・・

不可解な世界戦

2021-09-02 11:54:20 | 雑記
昨夜はボクシングの世界戦を観たのですが、何とも不可解な気分にさせられて、モヤモヤして寝付きが悪かったです。
世界スーパーフライ級チャンピオン井岡一翔の防衛戦、相手はメキシコのフランシスコ.ロドリゲス。
このところ、私の戦前の予想は外れっぱなしで、今回は僅差で井岡の判定勝ちと、予想通りにはなったのですが...私の採点では2ポイント差で負けていました。
井岡が負けたと思った人、私だけじゃないでしょう?(本当のことを言ってi)
不可解な判定と言うのなら、もっとキワドイ、疑惑の残る判定というのは、過去に何度も観てきました。
古くは、昭和46年の柴田国明~エルネスト.マルセル戦(引き分け)。正式の裁定を待たず、テレビ局側が早まって"柴田防衛失敗i"、とテロップを流してしまったほどです。
昭和48年の輪島功一~ミゲール.デ.オリベイラの第一戦(引き分け)。レフェリーのコールの瞬間、勝ったと思ったオリベイラは歓喜に酔いしれる...しかし、事実を知った瞬間の茫然自失の表情が忘れられない(再戦では輪島の頭脳的な作戦に屈した)...その他鬼塚勝也~タノムサク.シスボーべー、亀田興毅~ファン.ランダエダのそれぞれ第一戦...
このように、日本人寄りのホームタウン.デシジョンだけでもけっして珍しいことじゃありません。
しかしですよ、不可解なことは、ゴングの前から起こっていたのですi...ジャッジの三人はいずれも日本人i、なんだそれi(テレビ実況ではこのことに特に触れない)
最近の世界戦では聞いたことありません。コロナ禍により、海外からジャッジを招くことが出来なかった、という理由は一応成り立ちます。
詳しくは知りませんが、そういうことであって欲しいです。でなかったら井岡サイド、いや日本ボクシング界に灰色の雲が立ち込めますよ。
何にしても、この試合、戦前から井岡有利という空気の中で行われた、と言わざるを得ないでしょう。
それは実況、解説者のコメントにも伺われました。日本で行われているのだから、そういう傾向が多少とも出るのも致し方ないでしょう。
しかし...そういう流れのように終始、井岡有利に試合が進んで行きましたかねえ?
解説者の採点にケチ付ける気などないですし、そりゃね、採点の観方というのは異なるのも分かりますよ。(ちなみに私の場合、試合の主導権というのをとても重視します。従って5Rまではすべて挑戦者が取りました。それにしても、実況アナが採点の基準として有効打、手数、主導権の他に、防御と言っていたのにはあきれたi 攻撃につながらない防御自体が基準になるなどプロの格闘技じゃないですよi)
だけど、こういう流れで試合の経過が伝えられていたというのが、何とも不可解に感じてならないことなのです。ヘンな空気が漂っているようで...
前記した世界戦は、微妙な判定ながらも、すべて日本人ボクサーの苦戦、解説者の採点によっても、あるいは負けか?、と匂わせることを伝えていたのです。
しかし、この試合、私には、井岡が攻め込まれる、顎があがる、グラッとなるシーンが目立ったのですがねえ...。(あまり伝わって来なかったぞi)
私の目の方がズレているんだろうか?...採点通り三者とも井岡(割れなかったの?)というのならもう、自信無くしそうです。そういえば、解説者の一人が"もう、この採点分からん、オレ自信無いi"、と言ってましたが...
その後の経過をもう少し見てみたいです。井岡には悪いが、もっと物議を醸し出すことになれば、きっと自信を取り戻せるのでしょうが...。
どっちにしても、モヤモヤ感は晴れそうにありません。今日の東京の天気のように...

コメント (9)
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