人生の裏側

人生は思われた通りでは無い。
人生の裏側の扉が開かれた時、貴方の知らない自分、世界が見えてくる・・・

オトコの世界の終焉

2022-06-15 10:11:04 | 雑感
“生きている、生かされているだけで幸せ!”
“自分は自分だけでなく、何か大きなものとつながっている感じが、守られている感じがする!”

最近、特に若い女性の間でこういう感覚を持った人が結構多くなって来ているように思います。
そりゃあ、ゆるふわとした、スピも盛んになってるだろうし、それの影響というものもあるでしょう。
だけど、中には天性から、誰に教わること無しに、ナチュラルにそう感じられる人というのも居るのではないでしょうか?
こういう人には、ホント何の説明も要らないでしょう。“現臨“だなんて訳の分からんこと言う必要など更々ありません。それは正にそういう感じのものなのだし...
ただ、さほど自覚意識が無く、漠然とそう思い、感じているだけだと、何かに流されたり、見失ったり、そのままで終わってしまったら、とても勿体ないことなので、老婆心ながら一言、二言...こういうのは、オトコのサガかもしれないが...
そのことをもっと意識してみるのです。自分が今、それを感じている...それは全く自分自身の問題として感じてみる...そうすると、もっと具体的に、リアルに感じられるようになります。
漠然と愛、安らぎを感じていたものが、よりリアルに感じて来ます。そうして、そうした意識状態が定着するようになります。
こういう感じのものを現臨と呼んでいるのに他ならないのです!
こういうことは、多く女性本来の性質に関わることと言わねばならないでしょう。
男性で、こういう感じの人はほとんど見られないし、話す気にもなりません。バカにされそうで...
男は、何かを追い求めることから始めなければならず...そしてまだそれを得ることが出来ず、追い求め続けている!
連中ときたら、愛とか安らぎといったことよりも、もっと高く、進んだ悟りの境地を目指して何かと戦い続けているようなのです。何が本当で、正しい悟りの道なのかと、そうでないものを打ち、こぼたんと...一体どこまで行ったら気が済むのか!...愛、平安を置き忘れて...
バッカじゃなかろうか!、これはホントに度し難いことですよ!
既にあるところに安んじている彼女はきっと、“おつかれさんです。ガンバって下さい!、じゃお先に...うふふっ!”、と笑っていることだろう...
私は、ここにオトコ中心の世界の終焉というものを感じざるを得ません!
人類の歴史は戦争の歴史と言われるように、オトコ中心世界は、必ず火を見ずに置かない...そしてすべてを巻き込み、滅亡へと追いやるでしょう。
これに歯止めをかけるものは、古くて新しいオンナの道しかないのではないか?!
いやいや本来は、愛と安らぎに与ることにオトコもオンナも違いなど無いはずです。
これまで、あまりにもオトコがのさばり過ぎていた、ということなのでしょう。
オトコの世界の終焉...それはすべての人間の本来性の回復を意味するに他ならないでしょう!

コメント
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