昨日は、吉祥寺北裏鉄道の1月運転会でした。新年の運転会は何となく心弾みます。とはいえ家事を抱えての参加では喜びも半減なので土日に頑張ってほぼ打ち合わせ資料を作りました。もちろんカミさんの指導を受けてであります。(汗) ということなので喜び勇んで出かけた次第です。
運転会レポートは例によってItabashiさんのサイトで全体像を見ることが出来ますが、小生のは誠にピンポイント。学友、廣津君から預かっているJNRのC575の走行試験です。コロの上で動いても線路上を一周も出来ないと云うことは良くあることなので最後の運転試験です。 業界で云うところのSIを終えたプロダクツをPT,RTと先へ進めたわけです。今回は負荷を大きくかけていない。つまり貨車を牽引しませんでしたが、走行状態から見るとまず大丈夫でしょう。
燃料を満タンにして点火、水まで満タンにしたものですからなかなか沸騰しません。安全弁を持ち上げて噴水にして減水し規定の圧力にしました。安全弁も無事3.5kg/cm2で噴いたので安全確認OKです。加減弁を開くと煙突から凝結水を噴出後蒸気を吐きながら走り始めました。供給する蒸気を再加熱して100度以上の乾いた蒸気にする過熱管を持っていません。いわゆる飽和水蒸気での運転なので煙突からは水滴や真っ白な蒸気を大量に出すので蒸気で走っているという実感はあります。 隣の線路を走る和田ワークスの大型ライブC62はほとんど白煙を上げていません。高橋さんの力作に失礼と思いながらも、なんだかこちらが蒸気らしく見えました。(笑) ノンストップのC62に比べ自動給水ポンプを持たない当C575は途中で一度給水しましたが、約30分程度走っていたと思います。これならば廣津君に戻すことが出来ます。1年半かかってしまいましたが、無事お役目を果たすことが出来ホッとしました。運転後の確認でも問題はありませんでした。 根の深い故障を発見し一時はどうなることかと心配しました。これで少しは修理屋としての腕を認めてくれるでしょう。(本当はアスターの玉田さんが居たから直ったのだろうと陰の声があります。)(汗)
これをもちましてC575再生プロジェクトはお終いです。後は本来の持ち主が運転及び維持管理方法を習得されて末永く楽しまれることを期待する次第です。私も本来業務(なんだろう?)に戻り家庭平和に努めようと思います。(笑)
試験に熱中のあまり、写真をちょっとしか撮っておりません。良さそうなのを見つけて後日追加します。
そうそう、神田さんからお宝を譲渡してもらいました。いずれホームページでご紹介できるネタです。これはそのうちに(笑)