組織を離れ、事業を始めた何人かの先輩がいる。 いつもの歯の検診のあとでお天気に誘われて浅草まで足を伸ばし、一回り年下の先輩に会うことにしたのである。彼はカメラの師匠でもある。 ハヤタカメララボの責任者、Nさんである。大手シンクタンクの重責として大活躍だった彼がクラシックカメラ修理会社を設立したことは一時マスコミを賑わしたのであるが、パソコン通信時代からご本人を知る仲間達は特に驚くこともなかった。 修理名人として鳴り響いている浅草、早田カメラの早田さんと連携し、修理不可能と思われるカメラを再生し、我々クラカメ人間へのバックアップ体制は万全なものとしてくれている。 本日も話題つきないNさんにお会いして充実した時間であった。 そうそう、私が行きそこねた海上自衛隊観艦式をヘリコプターからプロとして激写されたのであるが、その作品の一部を拝見することが出来、唸ってきた次第である。 靄気の多い条件にもかかわらずハッとする写真を数多く目にすることができたのは嬉しかった。 ついでに少々不調の愛機を手首の完治後を考慮してお願いしてくることも忘れなかった。
もう一人同じようにビール輸入会社を立ち上げたTさんという若い友人がいる。会社の名前はイエナ、この名前にぴーんと来る人は光学の歴史に詳しい人である。(笑) ということでやっぱりカメラ仲間、いや汽車ポッポ仲間かな? 観光業の専門家である彼は観光に関するコンテンツ事業とともに自分の気に入ったビール4種類を輸入し、販路拡大中である。私もこれまで二度自宅に輸入したのであるが、欧州らしい風味の高い味についついグラスを重ねてしまうので痛し痒しである。興味のある方はサイトをご覧いただいて発注していただければ幸いである。
(サイトより拝借、美味しそうです。)
いずれの方も仕事を通してではなくパソコン通信という近代兵器で十数年前に知り合った方達であるが、キーボードだけではなくリアルな世界でも度々会っていたので面白いお付き合いが出来るようになったと思っている。ヴァーチャルとリアル、いずれも大切なことである。
さて、私も仕事を始め色々頑張らなければ(汗)