私事で落ち着かない最近です。忙中閑ありいや閑中忙ありというところでしょう。 銀座で佐賀県有田の辻精磁社14代ご当主辻常陸さんの陶芸展をやっているので今日出かけることにしました。実は今日しか自由行動が出来ない事情にあります。(汗) 常陸さんの子息で東京の責任者が高校の同期なので毎回ご機嫌伺いにフラフラと出かけております。超高価でなかなか手が出ないのですが現代の銘品を鑑賞し目の保養をすることにしています。 色鍋島、古伊万里とはまた違った禁裏御用の焼き物には息を呑む美しさがあります。極真(ごくしん)焼といって磁器のスリーブの中で焼き上げた白磁は白でなくクリーム白かと思える微妙な色合いです。 今でも皇室の大きなイベントの記念品は辻君宅の窯で焼いたものが納められています。 意外にも佐賀県でも知られていないこの窯の銘品をご覧いただければ幸いです。硝子のような薄手磁器の感触を楽しんでください。
11/28-12/2 11:30-18:30 ギャラリーミハラ 銀座1-4-6紅雀ビル1F
並木通りにあります。私から聞いたと云えばひょっとしたら何かもらえるかも知れません。(笑)
そうそう、余談ですが新年早々(1/4)フジテレビで放映される「佐賀のがばいばあちゃん」にこの窯の貫禄あるトンバイ塀が出てくるそうです。武雄市界隈でロケされたこのドラマを心待ちにしています。詳しくは武雄市や武雄市長のブログで紹介されると思います。ご期待下さい。