からくり出張所

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石油発動機

2007年06月05日 21時47分00秒 | からくり情報

その昔、農家の軒先でよく見かけたものが石油発動機です。 今日の日経新聞夕刊一面・世代組曲という特集にこのエンジンの1/4モデルのことが出ていたので真面目に読んでしまいました。 広島のコバスモデルエンジニアリングという会社が売り出したようですね。 なかなか面白そうなリアル模型です。余力があればゲット!! でももう売り切れなので買わずにすみました。(笑)

それはさておきこのモデルとなった実機は大正から昭和にかけてて農家などの動力として使われた小林式発動機というもののようで探してみると発動機のホームページも色々あるようです。 実は中学校の技術家庭で詳しくこのエンジンのことを教わりました。期末試験は発動機を起動できたら点をあげるというシビアでかつ微妙な弁調整のいる筋力試験でしたが、見事一発でエンジンを起動したものです。その授業を懐かしく思い出す人も何人かいることと思います。 ラビットというスクターの分解整備もやりました。 そうか、その授業のせいで今の私があるのです。 武雄中学校の技術家庭は今でもそうでしょうか。(笑)

 このような産業機械が模型となるのは私のような変人にとって嬉しいことです。自分でオリジナルな機械を産み出していない日本ではなかなかこのような産業機械模型が根付かないのですが、日経新聞の記事に採り上げられたのはエポックメイキングなことかも知れません。 産業革命を推し進めた英吉利では実物そっくりの蒸気プラント模型やガスエンジン模型などがもてはやされています。日本でもその兆候が出てきたのかもしれません。??  動いていくらの模型ですから骨董とは違って投資の対象になりにくいのは幸いなるかなです。 日本には機械音痴が意外に多いのも嬉しいことです。

が、この先違ってくるのかも知れません。お叱りの言葉も飛んできそうですけど。 新聞読んでこんなに反応するとは(汗)