参院選も一段落してそれぞれの責任と出処進退を楽しみに(失礼)見ております。それにかぶせて浮かぶ言葉がノブレス・オブリージュ。 さてこの関連が良識の府と云える参議院においてどのように作用するのでしょうか。 トップの態度が全てを決めるとは先日のカンブリア宮殿で放映された蔵(くら)寿司社長の言葉でもありました。が・・・・。 プロジェクトで大失敗、大赤字を出してもノホホンとして居座る輩の多いIT業界でありましたが、実は最近の日本精神の発露であったのかもしれません。(笑) 仕事でなくて上司の顔色を見て人は行動しますからね。(汗) 上の人は擦り寄る配下を峻別する能力が必要ですが、これまたお粗末な状況であったような・・・ 遥か昔の会社の記憶であります。
で、そのようなことから隔絶された世界では、青春18切符なるものが流行っておりまして、5枚ある切符のうち2枚を使い旅してきました。 一枚目は先月26日に酔考さんと身延線の旅。身延山久遠寺の菩提梯という487段の階段を登って参詣しましたが、段の高さが普通の階段の倍近くありメタボな身にはつらいものがありました。だから修業になるのでしょう。
落語で有名な鰍沢も此処かと思いつつ今回初めて鰍沢口駅を通りました。 沿線全体が意外に開けて建て売りとおぼしき家が建ち並んでいました。 周囲が山ばかりなのか各戸の庭は緑が殆ど植えられておらず、乾燥した街並みに見えて仕方ありませんでした。 富士川に沿って甲府に向かうのですが、さすがに富士の流れは素晴らしいと思いました。
さて31日は単独行で常磐線水戸驛から東北本線郡山驛に向かう水郡線に初チャレンジしました。我が家を出たのが午前5時半、水戸発9:23郡山行きを逃すと午後までありません。 通勤電車の常磐線でまあ何とか間に合って二両編成のディーゼルに落ち着くいたものの、この箱は途中の常陸大子(だいご)で切り離す車両でした。 車内は夏休みでキャンプや合宿の生徒達や地元の買い物客?で予想外の混雑ぶりです。早めに前の車両に移動し立ちん坊を回避できました。 このようなローカル線で混雑に会うとは予想していませんでした。 いつもこのように乗車率が高ければ存続できてハッピーなのですが、私のような安い切符で乗っているお客も多々ありそうでした。 水郡線では金を落とさないので売り上げとして加味されず問題です。(汗) この線を淡々と2時間乗り通し路線クリアというところです。 途中の袋田は厳寒の中凍結する袋田の滝、常陸大子には航空路管制用レーダーがあったかなと思い出した程度です。 郡山から東北本線を乗り継ぎ宇都宮に戻り、此処を一時間ほどうろついたあとで、湘南新宿ラインのグリーン席を贅沢して新宿へ。 路線乗り継ぎにガツガツした一人旅でしたが、色々仕事のアイデアも出てくるから不思議です。 これらがいずれも旅費2,300円ですから青春18切符様々です。 退職小父さん切符万歳であります。(笑)
さて、あと3枚ある切符、次は何時何処へ・・・ 酔考先輩が企画中のようでもあります。 横川で電気機関車を運転し、別所温泉一泊、小海線で小渕沢に抜けるというのもいいですね。 「汽車の窓かぁーらハンケチ振れば・・・」という高原列車特集もよさそうです。