昨日は夕方の宴会に先立って思いがけずの浅草訪問となり、ハヤタカメララボのotomenさんにお会いして久々にクラカメ談義をしてきました。最近若干回復の兆しがありますので、カメラのことはいずれまた採り上げようと思っています。で、その足で下北沢に集合し蕎麦グルメで赤堤アカデミアの右之輔さん、パンダごはんさん、それに酔考先輩と盛り上がりました。美味しいお店を教えていただきありがとうございます。 でも何故か記憶はあやふや、経堂マティーニか?(汗)
そのおかげで今朝はもたついてしまいましたが、追い打ちをかけるように親戚の不幸が飛びこんできたので運転会の出撃がすっかり遅れてしまいました。 結局、機関車を持たないままお昼過ぎ到着し、さて今日はフラフラ写真を撮るかと見学者の群れにに加わったのですが・・・。
出たーっ!! かの有名な(知っている人には)SouthenPacificのCabforwardです。アーキクラフト製の電動ではなくライブスチームが登場したのです。Sacramento中心に延びる鐡道会社がシェラネバダ山脈を走るトンネル続きの路線での煙害防止のために運転席が前にあるという特異な蒸気機関車です。しかも強力な牽引力を持つべく4-8-8-2のマレー型機関車です。サクラメントの博物館にあるとか無いとか話が盛り上がっていました。 Cabforwardのライブスチームの噂は聞いていたのですが、実際に見るのは初めてです。しかも動いているので感動しました。マニアという種族は実に単純に出来ています。(汗) 燃料はガス、これで二回目の火入れとのことでしたが、なかなかのパワーを発揮して10両程度の貨車を軽々と牽いて走っていました。 ただ、運転系がなかなか複雑でオーナーのT1氏も戸惑いつつの運転です。「よーし、動画を決めるぞ。」と待ち構えていたらバックファイアなのか不明ですが、ボンと煙が出たので運転中止となりました。潤滑油が燃えたような気がしましたが・・・ ドラフト音もまずまずでこの社の製品にしては恐るべしという感想です。 この機関車を見てしまったファン数人は、「見なければよかった。」と不思議な言葉を呟いていました。(笑) 配管がシリコンチューブを多用してありこれらは一体何の管か確認出来ませんでした。排気が水っぽかったので低音の飽和蒸気で動かしているような気がしました。 逆転弁は先頭のキャブからシャフトとギアを経由してワルシャート弁を作動させるようになっていました。 前後が普通の機関車と逆なのでギャラリーも混乱してしまいました。
これがキャブの中、一番下の太いマイナスネジ状の棒が逆転機でこれにハンドルを立てて回す仕掛けです。ガスバーナーは二本持っていました。安全弁は低圧と高圧吹き出しで、キャブ内のものが高圧、外ボイラーに着いているものが低圧でした。 キャブ内の左側から黒キャップが潤滑油タンク、通風弁?、加減弁、給水戻り弁の順かなという程度の理解なので詳細は説明出来ません。御容赦下さい(汗)
走行準備中です。指の位置から察するに戻り弁の調整でしょうか。指の大きさで機関車のサイズを想像して下さい。 そういえばドレイン弁はシリンダー毎に独立して連動しないので操作が大変です。きっと操作ツールを考案されることでしょう。
運転終盤に登場したBigboy氏のアレゲニーと並べると2-6-6-6のこちらが更に巨大なのには驚きました。アレゲニーは午前中走ったとのことですが、遅刻したので見ることが出来ませんでした。ラストランで重連予定だったようですが、先般のバックファイア?で運転中止になったので実現しませんでした。 さて、次はJGRに登場しロングラン試験を課せられることでしょう。 更に走り込んで好調な機関車になって欲しいものです。
ところで我が家にもCabforwardがおりました。小さな小さな9mmゲージです。こちらはNゲージにしては後部動輪固定、前部動輪左右可動という本物通りのマレー型なので急カーブの続く現在のレイアウトでは走行不能です。何とかしなければと線路工事中ですが、やっぱり無理かも知れません。
これがNゲージのCabforwardです。なかなか良くできているのですが、走行性能は見かけ倒しで、ちょっと曲がった線路だと脱線するのが常です。今のところお飾りにしかなっておりません。(汗)
ついついCabforward一色に書いてしまいましたが、以前から興味のある機関車なので御容赦下さい。また来月の運転会で何が登場するか楽しみです。やっぱりここの鐡道が世界一のビッグ機関車集合場所のようです。
夜中の更新はアップロード失敗続きになるので誤字脱字の修正は、翌日になってしまいました。 夜間の更新がサクサクいかないOCNさん、何とかしてね。(3/10)