お天気と暇とは連動しないものだから今日のような好天にも撮影行脚を断念しました。用があり駅前にでかけついでにちょっとだけ新宿に出たのですが、鞄にはGF-1を入れておきました。が、一枚も撮らずにお終いです。写すにはエネルギーが必要ですが、最近諸事に追われてその気分が消え去っております。
ところで解像度の高いレンズはデジカメにも好適な性能であるというotomen師匠の言からsummicron 5cm/f2 を携行していましたが、当然のことながら本日は未装着でした。 出かける前に鳥が落とした種から自生した万両をこのsummicron + GF-1で撮りました。
ピント合わせはマニュアルになりますが、拡大機能を使って合焦し、f2.8・1/800で写しました。この機能は便利です。 このライツのレンズは50年前のものとは思えない味のある写りです。
これは窓からの眺めをやはりsummicronで撮りました。50mmレンズなのでマイクロフォーサーズマウントでは倍の100mm相応になりました。望遠レンズになっています。半逆光の難しい条件ですが、よく写しています。
同じ50mmレンズで意外にも良かったのが、英国Cofield社のLUMAXです。パナソニックデジカメのブランドLumixに合いそうだとジョ-クを書いた覚えがありますが、これは使えるレンズでした。写真は割愛します。
GF-1オリジナルの20mm/f1.7もなかなかいい写りと思います。これで撮った最新作はやっぱり新しく入線した富山のトラムです。このKATOのトラムは極めて良くできた秀作の電車であると思います。驚いたのはモーター付き台車であることです。9mmゲージという小型電車の台車に本物と同じように超小型の電動機を組み込み、低電圧で駆動する仕掛けを持たしています。ノッチを上げても定速で動き新幹線のようにすっ飛ぶことがありません。しかも明るいLED照明です。車体にモーターがないことから車内に人物が配置できるのも好ましい限りです。
人物を乗せるのはこれからですが、パンタグラフも上げずに走っています。実はこのレイアウトは有煙化歓迎鐡道でパンタグラフは低いトンネルに当たるので禁止であります。(苦笑) メインラインを走る電車ではないのでいずれ側線に引っ込めますが、急坂を滑り止めのない車輪で軽やかに登るいい性能なので更に導入しても良さそうな電車です。 予算はありませんけど。(汗)
レンズのことを書いていたらこちらに飛んでしまいましたが、いつものことなのでご勘弁下さい。
新宿に出た際にGF-1と新しく出たオリンパスのEP-1の後継機種を比べてきましたが、身贔屓のせいか合焦速度と撮影の物理的切れ味ではGF-1がまさっているような印象でした。新しく付けたライブビューファインダーの解像度をGF-1より上げているように思いました。まだ愛機が頑張っているようです。それがどうしたという人もいると思いますけど。(笑)