からくり出張所

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冬至きたる

2009年12月22日 17時33分38秒 | 地元ネタ

 今日は冬至だと先ほど近くの氏神様、経堂村社・天祖神社に行って気が付きました。 ドタバタしていた我が家では季節の区切りらしいイベントを何にも考えていませんでした。いつもならばゆず湯と南瓜ですが、南瓜は昨日食べてしまいました。義母と家人はスーパー銭湯に出かけたので本日はお風呂なし。私は忘年会なので別に問題なしです。

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 氏神様に本日締め切りのひとがたを納めにいきお餅を貰ってきたことが冬至と云えば冬至です。人の形に切り抜いた紙に名前を書き、息を吹きかけて一年の厄払いに納めました。 境内では、「昔は餅をついて配っていたのだけれどもこの20年は人手不足で何もなくなった。」とお年寄りがぼやいていました。私も年寄りの入り口なのですが、その頃は時間がなくて神社に足を踏み入れたことがありませんでした。ましてや年末です。「へぇーっ」と聞き流しておりました。

 人が沢山いる都会でも伝承行事は衰えています。商売と組み合わせなければなかなか難しいのが実態のようですね。 商店街の力の上に成り立っている都会の神社です。ウチの氏神様はその気がないので静かなままなのでしょう。  我が町では早い段階でお祭りを休日にシフトすることや、壮年を役員に据えてイベントの活発化をやっていなかったようで、団塊の世代が暇になっても居着くことが少なそうです。単にお祭りだから参加しろというだけでは魅力を感じません。お年寄りの役員がズーッとやっていたようです。

赤堤地区のように祭り以外の活動が盛り上がると祭りもうまく回るような気がします。普段の活動が大事なのでしょう。

お隣の赤堤地区は、中間世代の巻き込みがうまく行っているようで、町内会とともに住民の各種活動が活発です。長老の居る町内会を支える中間層がうまくリンクしています。  私や友人もこちらに巻き込まれというか飛びこんであれこれやるようになりました。近所がやっていればやりやすいのが地元活動に思えます。家の近くでは、ただの小父さん状態に扮装したままです。(苦笑)

地元活動は全体が動き出すまでが大変だったと思います。我々を引きずり込んだ赤堤生涯学習センターのK事務局長やS事務局次長の豪腕ぶりは何処かの幹事長より偉大です。(笑)

そういえば、酔考さんを講師にして企画された 「世田谷古街道・瀧坂道を歩く」は、作成された資料を含め公開講座としては公共機関のものと遜色ない出来でした。町の多士済済が世に現れたと云うところでありましょうか。

冬至にお札を納めに行って脱線気味の感想が浮かびました。 さてこれからその酔考さんらと会合です。