からくり出張所

様々なからくりを徒然なるままに書くつもりです。
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久々の吉祥寺北裏鐵道運転会

2013年02月17日 18時07分40秒 | からくり情報

絶好の運転日和となりました。本日は二月の吉祥寺北裏鐵道運転会でした。機関車を持っていき真面目に運転するのは何ヶ月ぶりでしょうか?
しかも、一度も火を入れていない仏蘭西國鐵 SNCF 140C でしたから尚更です。昨年7月以来サボりにサボってしまった運転ですが、無事動いたので7ヶ月ぶりに肩の荷を下ろしたような気がします。(^0^;)

Dscn1992 運転準備完了。ブロワーを乗せて点火したところです。電池が無くなりかけていたので吸引力は今一つでしたけど1kg/cm2まで何とか上げて蒸気ブロワーに切り替えました。これで4kg//cm2程度で安全弁を噴かせて運転に入ったのですが、案の定最初は固くて動こうとはしてくれません。 ドレイン弁を開け、逆転機を前後しているうちに動く気配がしたので加減弁を大きめに開き前に押し出しました。 余談ですが、この安全弁、凄まじい噴き出しでビックリします。私だけでなくギャラリーもひいていました。(^0^)
これで無事スタート、ギクシャクした走りながら周回させておきました。しばらくすると次第に調子が上がってきたので後進も同様に走らせて全体的に馴染ませておきました。

Dscn2003 自分の機関車を運転する時はなかなか写真が撮れないものですが、とりあえず撮影。午後走らせて取り直しと思ったのですが、午後の部は燃料がバーナーに入っていきません。後日点検することで運転はこれで終了しました。残念ながらいい写真はありません。
帰宅後、図面を見るとこの燃料タンクは完全密閉型で一箇所U字に曲げた空気取り入れ管があります。どうやらこれに入れすぎた燃料が逆流し空気が入らなかった可能性が大です。この辺りをチェックいたします。

Dscn2004 ぼけぼけで流し撮りも失敗、その挽回も出来ませんでした。(^0^;)
この機関車は、排気音も大きく、安定走行をすることが分かったことは収穫です。JNR9600よりも牽引力があると聞かされております。運転室内に錘を入れましたのでパワフルな仕上がりになることを期待しています。
サイズもコンパクトで運搬の楽なライブスチームです。

(追記)
この時の動画をアップしてみました。初運転でハラハラドキドキなのであまりいい写りではありませんが、興味のある方はご覧下さい。止まりそうになったのはカーブの箇所で走行抵抗が上がったためと思われます。まだナイーブな状態のようです。二回目走行でまともに撮るつもりでしたが燃料トラブルで断念したのでこれだけしかありません。(追記終わり)

いつもより早く行ったつもりでしたが、運転開始は更に早かったようで、私の着いた頃は終わりかけた方も多々あって見学もあまり出来ないままでした。その中で珍しい機関車はこれ。

Dscn1996 T田さんのアキュCLIMAXです。シンプルながらなかなかいい走りでした。構造も簡素化の工夫がされています。これでコストダウンしているのですね。同型機を持つ私の目からもなるほどと納得。動かすだけであればこれでいいと思います。ただ、作る立場で云うと物足りないのは確かです。

Dscn2000

構造はお作法通りに全軸駆動の駆動軸が車体を縦断しています。

Dscn2001

ぶらしてしまったようですが、弁装置は中央の一個のピストンです。この動作で蒸気の給気排気を分配しています。成る程という構造で実物を摸すよりも模型化という一点を目指した設計のようです。これを玩具化と云うべきかどうか迷うところです。
安くするためにはこの様な工夫もありと考えますが、日本のさるメーカーの方のお考えはいかがでしょうか?(^0^)

普及させねばどんなにいいものを作っても無駄骨と思う最近です。好調な時こそ営業力を高めて売るものを絞り込んでいつの日か世界制覇を。 と云うわけにはいかないか。ウォークマンとipad戦争を見る思いで居りますよ。(^0^)

写真を頑張るつもりで RICOH GXRに古典レンズ数本を持っていったもののそれどころではなかった運転会でした。成果は半分でしたが、大いに楽しんできた昼間です。オーナーさんと事務局長氏、参加者の皆さんに感謝。そうそう、庭園鉄道の本をバサーッと頂戴しました。ありがとうございます。 煙室扉開閉棒がなくなってしまいましたが、また作ればいいか。
来月頑張ります。 行けるかなぁー。