からくり出張所

様々なからくりを徒然なるままに書くつもりです。
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ライブスチーム人口の減衰?

2013年09月20日 23時15分15秒 | からくり情報

忙しい日々、それもまた良きかなです。色々気配りが出来なくなっているのも分かりますが、我ながらいけないなーと思うのであります。
公私ともに何だかんだと課題が湧き上がるのでありますが、この場所で悲憤慷慨しても仕方ないことです。やっぱり趣味の世界の問題をピックアップですね。

趣味の一つ、鐵道模型の問題。それは世代交代が出来ないこと、特にライブスチーム界を眺めていると小父さんばかり蠢いているようで次第に人数が減っていくことです。若手であったはずの私が高齢者の仲間入り。当時新進気鋭の技術者だった著名な方もいつの間にか表に出られることが減りました。 ところが最近は若者の姿が目立ちません。若手と言っても40歳代???

なぜ若手の参加が少ないライブスチームなのかなぁーとつい考えてしまうのです。思い当たる原因には幾つかあり、それらをクリアしていくことが必要でしょう。とは言え私の仕事ではなし。

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1.お金がかかる。
家人への言い訳。 一度作れば数十年は使える。従って30年前に作ったCLIMAXは一年数千円、月数百円である。クラカメと同じ言い訳であります。
とは言え安いものは安いのです。 精緻を究めた機関車を狙うからいけないのだ。これを想定した機関車を販売してくださいね。 ゼロから作る力量などないのですから。

2.技術がない
熱力学を究めて作ったのは故渡邉精一さんのような第1世代の方々、ボイラー表面積、燃料の熱量、エンジンのサイズ等々から所定の設計値を割り出していたのです。 現代はキットもしくは完成品の数々。初歩的な知識で充分です。ワルシャート弁装置の理論など知らずとも出来上がります。手先の器用さは必要です。

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3.走行環境がない
これには困った。コロの上で走らせても単体のエンジンを楽しむ点では充分に楽しいものです。レイアウトを走らせるのは余禄と考えましょう。
まず動くかどうかが問題です。 線路上を動かし走行性能を探らねば完成したとは云えませんけどね。意外に走らないものです。(^0^)

4.メーカーの啓蒙運動不足
自転車を走らせているというのはメーカーさんの言い分。このままでは停まってしまい、我々ユーザーの上に倒れかかりそうな雰囲気です。何とかならないのだろうか。裾野を広げるために何をすればいいのかもう一度原点に立ち返って考えて下さい。 詳細を書くには語弊がありそうなので止めておきますが。
それにしても日本の場合はNゲージの盛んなこと、私もやっているので余計なことは云えないのですが、情緒的なジオラマに人気がありママ鐵あたりの方々が群がっているようだとか。ムードでの鐵道人気の一方で、運用、機材、システムの人気ではないのです。ゲームというバーチャルなものから離れてリアルなものと接するようにしなければ裾野は拡がらない。iphonがマスコミに採り上げられるようでは駄目なんです。(^0^)

これで眠くなりました。明日から講義が始まるのでこの辺で終わります。色々考えるべきことがありそうなのでまた書いてみます。アスターのBOSSさんとお話ししなければいけないかなぁ-?

再度見直してシリーズ化するかなぁ。