からくり出張所

様々なからくりを徒然なるままに書くつもりです。
明るく楽しい趣味Blogが目標。
毎日ほっこりと。(^0^)

ライブスチームを思い出す。

2014年02月17日 21時25分40秒 | からくり情報

連続二週の大雪、いかがお過ごしでしょうか。今度の雪は重たくて除雪が大変でした。庭先や軒下には今でも山積みになっています。今週も水,木は雪模様のようですが、些かげんなりしてしまいます。個人的には幾つか外せない用が続くのですっきり晴れて欲しいと願っています。
ちなみに我が家の庭にも雪が積もってまだ足を踏み入れられない場所が残っています。

さて本日、さる機関車に手を付けようかなと云う気持ちになったのですが、仮住まいに移る日が近づいたこともありどのように進めるか頭の痛い話でもあります。一時中断すると記憶が飛んで問題作になってしまうことは必定ですから。(^0^;)
十数年前に取り組んだJNR9600を一年近く放置し、その再開にはとてつもないエネルギーが必要でした。まあ懐かしい初心者時代です。すっかり忘れていたライブスチームのことをたまには思い出しました。

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昨年11月の京都運転会でのJNR9600、煙室を完全に修理したことで大変好調な蒸機になっていました。重いボギー客車7両を牽引し快走中の愛機です。
この機関車は、構造的にライブスチームとしてのフル仕様に近いのですが、ボイラー排水弁のみありませんでした。これを門デフとともに追加改造したので運転後の清掃も大変楽になりました。
ただ、運転も楽しいのですが、改修や製作も世事を忘れることが出来るので大変貴重な時間に感じます。

とはいえ、作成する物理的な場所、時間が壊滅している最近は、歯ぎしりしつつ仲間のお話を見聞きするのみになってしまい情け無い限りです。(^0^;)

最近さることで思いついたのが、この機関車です。どうやらスタートしてもいいのではと危ない気持ちですが、小さいので作りかけであってもそのまま運搬可能だろうと甘い認識になった本日です。(^0^)

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この巨大な動輪を持つ機関車、さぞかし巨大なものだろうと想像されるむきも多いかも知れませんが、動輪はこれ一つです。速度は動輪直径に比例すると考えていた時代の産物で、スピードアップとともに動輪は巨大になっていったわけです。直径76mm、実機であれば2.4m強の大きさです。1/32縮尺の人物と並べるとその大きさが分かります。そして120km/hでの運用です。それも120-130年前の英吉利のお話しです。

どのような機関車かというと グレートノーザン鐵道のスターリングシングルというものです。

Dscn1527この機関車の製作マニュアルがこれです。比較的シンプルに見えながら、けっこう気を使って作る必要があると先人から聞いております。小手先だけで作っていいのだろうかという迷いもチラホラ。
運転会でたまに見かけますが、ゆっくり走らせる方が意外に少ないようなのでスロー運転可能な蒸機に仕立てたいものです。出来るだろうか?(^0^;)

Dscn1528説明書の1ページ目、比較的シンプルな構造ですけど細かいところに気を使う必要がありそうです。小さな機関車ほど作って安定走行するのが難しいのです。
やっぱりのんびりやろうかなと躊躇気味です。

最初の一歩を踏み出すのは何事もエネルギーが必要に思います。
からくりの近況報告です。実はまだ幾つかあるのですが、放棄試合気味になっています。

カメラとレンズを持って出かけても一枚も撮らずに帰宅する昨今、今日も慌ただしくて鞄の中で眠っておりました。
さて、今日はこんなところでお終いです。