blogに書くのは5月7日以来ですが、この間何をしていたのだろうと思い出せない最近です。(^0^;)
からくりものとしては小学校以来の等高線模型を作ったことでしょうか。 仕事ついでに立ち寄った東急ハンズ渋谷店の模型売り場で見つけました。私としては久し振りにハンズらしい商品が売られていたなと楽しくなりました。 東急ハンズと言えばマニアの気持ちをくすぐる商品や希少で高価な商品を並べマニアの憧れを焚きつけてくれる販売店としてスタートした記憶があります。素晴らしいものを鑑賞し、それに近づけそうなものを買わせてしまう商法だったと思います。いいものを眺めたくて通っていた時期もありました。 ハンズ大賞という作品展も企画されておりましたが、今やただの日曜大工店か量販店になってしまったのは時代の趨勢でしょうか?
気が付けば全国至る所にハンズが拡がり、そして撤退というファミレス的な発想がお店の良さを削いできたのでしょう。
それはともかく今回の製品は阿蘇山の1/50000等高線モデル、複雑なので大丈夫かなぁーと思いつつ購入。結果は大成功でしたので記録しておきます。
小学4年の教材で作ったのは佐賀県全図の等高線モデルでした。当時は鋏やナイフで切り抜いて積み上げていき、最後は等高線に沿って絵の具で着色し、地図記号や地名を貼り付けてニスを塗る小難しい工作をしました。この教材のおかげで佐賀県の地理をしっかり覚えました。当時は呼子の西の地域を佐賀県のチベットと言うと聞いた記憶がありますが、今や上場地方と云って千枚田で有名になっています。この地域の上場米は大変美味しくて我が家でも時々頂いています。農大通り商店街の和泉屋米店で扱っているので大変便利です。熊本県の森のくまさん とともに毎日の食卓を賑わせています。 と余談でした。
さて、工作に入りました。やまつみという名は体を表す製品です。こんなものが無いかなぁーと普段考えていましたが、あったのですね。高度地理院のデジタル地図データをもとに20mの等高線毎にレーザーで切り込みを入れたものです。嬉しいことにその裏には糊が塗ってあるという親切さ。(^0^)
一枚目は単なる紙の板です。その中央には1400mからの等高線部品が印刷されています。これは後半の工程に使うので切り取っておきます。
かなり複雑な地形でもバリもなく切り取ることが出来るのはさすがにレーザーの威力です。
最初の一歩は400m地点からです。
どんどん積み重ねてもガイド棒があるのでズレは出て来ません。両者のスパンが長いほど誤差は少なくなります。複雑な地形でもあっさり切り抜けるのはレーザーカットの威力です。
いよいよ終盤です。これは噴煙の上がる噴火口の隣の高岳です。1,590m(ひごくに)と覚えています。右側の山が根子岳、ロッククライミングコースがありますが、崩れやすいのでよく事故がありましたが、最近はどうでしょうか?
年を経た猫が修行に集まる山という言い伝えがあります。
と出かける前に慌ててアップしておきます。