身近なからくりの最たるものは、時計でしょうか。どこの家にもあって子供の頃から馴染んだ機械です。
組み合わせて歯車が時を刻み出す魔術の謎を知りたくて時計を分解して叱られたことのある方も多いはず。
ところがデジタル全盛となりブラックボックス化、いまの若者には無縁になってきた歯車からくりです。
近所に出来たBookoffを偵察に行き、成る程と思って帰宅しましたが、可哀想な本を救済してきました。この本が500円とはバカにしているなぁと憤慨したもののこれが日本の現状でしょうか。
高価な時計の背景に美しい置時計の写真。なかなかいいなと思いよく見るとハードカバーの時計の本、値段を見て仰天し、ミスプリかと思いつつ尋ねると500円、さっさと購入。中味を見るとこれまた面白い。
中味をちと紹介。
柱のような時計がありました。一体何なのだと思うと。
こんな具合の中味でした。
この時計の中味もご披露。表づらだけでは面白くありませんが、中が分かると興味深いですね。この様な具合に様々な時計を採り上げています。日本の大名時計と尺時計もありました。
この時計は1900年頃のデジタル表示時計、私も一台持っていてオーバーホールしました。四面硝子だったのでケースの組立調整に泣きましたが、デジタル表示が20世紀初頭にあったことを始めて知りました。
古いものには何故か温かみを感じてしまうのですが、やっぱりビョーキでしょうか。(^0^)
お粗末さまでした。