参議院議員投票日ですが、さてどうなりますやら。 口先だけでは何でも出来るのでそのような甘言には乗りたくないものです。 「こうすれば」、「こうしたら」という死んだ人も生き返るレバー鱈料理もいただきたくないものです。それに、「ただより高いものはない。」と云う先人の戒めにも思い当たるものがあります。「武士は食わねど高楊枝」もありました。(苦笑)
ところで暑い工場でありますが、牛の歩みで進むプロジェクトがありました。気が付けば歯車の塊です。閑話休題でもありませんが、そろそろご紹介します。
いつの間にか溜まった部品を先日来組んでいました。太陽、地球、月と三球が揃い踏みです。これらが同期して動くのですが、その仕掛けは流行のコンピューターでなく歯車であるところが泣けます。一昔前であれば極秘ノウハウであります。戦艦大和に代表される帝国海軍の射撃盤や、昭和40年代の護衛艦の射撃管制コンピュータは、歯車でした。身近のもので土木屋さんやレンズ設計に使われていたタイガー計算機も歯車でしたね。計算を手伝うとビールをおごると云われ土木専攻の友人の下宿でハンドルをぐるぐる回したことを思い出します。 天文計算機は古くはクレタ島の遺跡で見つかったものがあったと思います。
私のパソコンにもコンピュータ上で動く「太陽系大紀行2」というものをインストールしています。講談社ブルーブックスで見つけたのですが、音楽付きの優れもの、これも楽しいのですが、ボーッと動きを見つめて和むというものでもなさそうです。日食、月食のメカニズムや惑星の動きや歴史を簡単に表示してくれるのでこれはこれでの使い道はありそうですけどね。
今年いっぱい続くこの模型でありますが、部品を溜めては組立と云うことがしばらく続きそうです。もの凄く重いものになりそうです。 後方は昨年組み立てた全惑星周回模型ですが、場所をとりすぎるのでこのところお休み中です。
ものの始まりはこれでした。この先どうなるのだろうと不安に思っていたキットが上のように存在感のあるものに進化しました。これから下回りの駆動装置組立に入るようです。
値段が英国に比べて高すぎるという向きも多いようですが、好きなものは好きですからねぇー。 Youtubeにも組み立て工程など色々出ています。 これを眺めつつ先の工程を真夏の夜の夢のように楽しみにしています。(笑)
さて、ぼちぼち出かける準備をするか。