気温が30度を切った久しぶりの朝です。明け方の雨に水やりも必要ありません。ちょっとだけもうかったように感じます。昨晩は、足を痛めてダイブ旅行に行けなかったカミさんを激励するために娘と三人で暑気払いをしました。全治三週間なのでもうしばらく不自由しそうですが、少し元気が出たようなので一安心しています。
こんなことから「からくり生活」から遠のいておりますが、そうなった理由にもう一つありました。 私のパソコンが大クラッシュしてしまったのですが、最近やっと新調パソコンに乗り換えが終わりました。 ついでに更に古かった我が家のホストパソコンの入れ替えを始めました。こちらは事務処理専用機。抱えているデータ量が多く、仕事用資料中心であることから丈夫が取り柄を狙っています。いま仕事場一杯に広げてしまっているところです。データ載せ替えをいかに楽にするかお悩み中です。結局ケーブルでつないで専用ソフト利用になりそうです。 夏休みの作業? 旅に行けません。(汗)
最近手がけている「からくり」は、暑さも手伝ってNゲージの修理という情けなさ。でも久々のネタにしました。
不調な中古だったので安く買ったDB(独逸国鉄)のDLですが、異音の原因を発見したまま放置していました。 ギアの不具合。 抜き取った動輪二軸のギアが一部欠けて軸を空転しています。日本製では起きにくいトラブルですが、このrocoではたまにありますねぇー。 独逸製なら金属歯車なのでこの事象は起きません。 ABS樹脂用接着剤で固めたものの歯車の欠けた軸は直せずにギアを抜きダミー動輪としました。2モーター8軸駆動のパワフルな機関車ですが、7軸駆動になりました。 それはともかく8軸なのにボギー台車でないのも珍しいと思います。中間動輪は」左右動を大きく採ってあるのでうちの鐵道の急カーブもスムーズに通過します。
意外なことに弾み車の効きがいいので電源を切っても走ります。これは精度がいいからだと思います。日本の金型が流れていき中国製となったものには見かけ倒しで全く駄目なのものがありますが、古い欧州製なのにこの精度は驚きです。
二両でワンユニットという機関車ですが、双方の動力軸は関節ジョイントでつながっています。この意味があるかどうかはちと不明です。
20年は経過していると思われますが、電気回路の雑音防止策は万全?です。当時の日本製ではコンデンサーがせいぜいでした。
外見は綺麗なんですが内部には問題を抱えています。ギアが壊れるのは駆動系の設計に無理があるのでしょう。この先どれほど持つのか分かりませんが、今のところよく走っています。
肝心の本体写真を撮っていませんでした。(汗)
パッケージはご覧の通りです。付けられた値段はもちろん新品時代の価格でしょう。 幾らだったかは忘れましたが、安かったですよ。「犬も歩けば棒に当たる」的買い物には楽しいものがあります。
ライブスチームの修理と違い小一時間で処置できるから灼熱の工場でも大丈夫のようです。
涼しくなるとちょっとだけやる気が起きてきます。
>8軸なのにボギー台車でない
動軸が4軸固定の機関車は、第2次大戦前のヨーロッパでは結構多いと思います。
私が記憶している範囲では、ドイツの電気機関車E16,E17,E18,E19はみなそういう構成です。
他に想起されるのは、例えばスイスのAe 4/7辺りでしょうか・・・
路線が緩いカーブのせいなのか技術的に課題があったのか? 欧州DL ELは専門外でよく分からないまま中古屋で見つけて食らいついた次第です。(苦笑)
模型の型式で見てしまっているのでご容赦の程を。
>この意味があるかどうかはちと不明です。
よくは分かりませんが、そのままだとモータ2個はパラレルですよね。
だとしたら、一方に大電流が流れないように強制的に同期を取らせているのでは無いでしょうか?
このジョイントで弾み車のパワーを共有することでギアに悪影響したのかも知れないなと思った次第です。 いやに慣性力があるのです。
最近のマイクロエース製EH10も2モータですが、ジョイントがありません。
色々不思議なことに行き会います。
模型にはflywheelが付いているんですか?だとしたら、機械的に同期を取らせなくても何とかなりそうな気はしますが。
実物で考えると、最近はVVVF制御が多いので特定のモータだけ空転、という事態は雨の日でも殆どお目に掛かりませんね。
以前の抵抗器制御では、空転して限流遮断機が作動しているのをよく見かけました。
特に小田急の2600は多かったような気がします。
私としてはこのような変なメカニズムを面白く感じてしまいます。
Nゲージで飽きたらなかったので45mmに行ったわけです。