からくり出張所

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足慣らし18切符

2012年08月14日 11時14分30秒 | からくり情報

 今年は何かと気持ちが慌ただしくて足慣らしだけで終わりそうな18切符です。日曜日に気分転換のために関東平野の山裾をグルリと回った阿房な旅です。何処までかが目的も無くうろついた本格的な阿房、ある場所からは帰宅するという目的があるので邪道な旅?(^0^)

朝の用事を終えて出たのが10時過ぎ、この手の旅にしてはちと遅いので珍しくルートをイメージして出発した次第。 新宿-高崎-小山-友部-土浦-北千住。 途中でバリエーションを入れてルートを逸れる可能性も考えておきましたが、暑いのと眠いのとでこの通りの道行きになってしまいました。以下月並みな日記にお付き合いください。

新宿からの下り電車の混み具合で気が付いたのは、明日から旧盆だったのです。高崎までの長丁場は贅沢に休日割引グリーンとしたものの通路まで一杯。赤羽で上野発に乗り換えるかと立ち続けたのですが、運良く赤羽で目の前の席が空きました。座った途端に眠気が襲い、気が付くと熊谷を出るところ、すっかり休養したのでこれ以降は頭脳明晰?です。(^0^) 

高崎駅は交通の要所、したがってこの駅に来ると色々煩悩が起きます。 横川方面、水上方面、富岡方面、八王子方面そして足利両毛線方面という人生の五つの岐路に直面します。

が、悩んでも仕方ないので街に出て腹ごしらえです。あちこちに霧の噴き出す町はさすがに酷暑の地域ですね。 この辺では当たり前のソースカツ丼を求め、決めたルートを辿ることにしました。要は帰宅時間を気にしての決定です。

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(P310)

伊勢崎、桐生と進むにつれて最初はガラガラだった両毛線も意外に混んできました。足利駅で減るかと思えば更に高校生風の子供達で混み、ピークになった佐野駅でドーッと下車。太鼓が鳴り響いていたので何かのお祭りでありましょう。

乗り換えのある駅毎では別の線に行きたい衝動に駆られますが、グッと我慢。今日は真っ当な人生を歩むと決めて家を出たのです。(^0^;) わたらせ渓谷鐵道、東武葛生線そして栃木散策と浅草行き特急、宇都宮にワープして烏山線など誘惑は色々あります。

鐵道線路を知れば知るほど乗り換えルートが目に浮かび心に迷いが湧いてきます。 まるで人生そのものです。無知であれば心穏やかだったものが、中途半端な知識のせいでどうでもいいことに悩みます。 まるで最近の我が国民そのもの。(^0^;) 辛ければ我慢し、嬉しくても腹に収めることが出来なくなりました。忘れかけた、いや消えてしまった臥薪嘗胆と云う言葉を政府の口から語りかけて欲しい欲しいものです。ポピュリズム政治はいい加減にして欲しいと思います。 国内外の出来事を考えつつボンヤリと窓外を見ているとこんな気持ちが湧いてくるのも鐵道の旅の効用です。

そして東北本線小山駅です。 水戸線・友部行きはやがて入線といういいタイミング。トイレに近い車両に座り終点まで行くことにします。途中にも常総線・取手行きや真岡鐵道という誘惑がありますが、一切の煩悩を断ちきりました。

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(RICOH GXR+MOUNT A12 + Hexanon 50mm/f2.4 f4)

 そして友部駅、ここからは東京方面自宅へと向かうので目的のある列車旅。やってきた常磐線・上野行きでは照りつける太陽とは反対側の席を確保し景色を撮る体制を整えました。(^0^;) 上り列車は案の定空いており、故郷へ向かう人の流れをはからずも認識しました。

 これは石岡辺りで見た龍の図。

Dscn0015 (P310)

私らしからぬ写真ですがパンタグラフと傘のシルエットにあれっと思いシャッターを切りました。

R0010831 (Hexanon 50mm/f2.4 f4)

これまで RICOH GXRでの撮影に機敏さを求める機会がなかったのですが、偶々ドーム屋根が目に入りシャッターを切ったところ走行中にもかかわらずこんな出来でカメラを見直しました。

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(Hexanon 50mm/f2.4 f4)

土浦駅近くの霞ヶ浦につながった川、一瞬でしたが、シャッタ-が切れて写せました。

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(Hexanon 50mm/f2.4 f4)

Nikonの一デジのようにタイミングよく写せるので東京に入る前に撮りました。目立つシンボルタワーが出来ましたね。

北千住駅で千代田線乗り換えか、終点の上野駅から銀座線かと迷いましたが、初志貫徹し上野から地下鉄としました。 今回判明したどうでもいいことは小田急線に直通している千代田線に乗るならば乗り換え不便な北千住よりも松戸がいいことを併走していた千代田線を眺めていてよく分かりました。兎と亀の亀が千代田線です。これも人生の教訓でした。(^0^)

このように気ままに写真を撮りつつ気楽な帰宅の旅となりました。

平板な記録、失礼致しました。


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