からくり出張所

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寄席文字

2007年11月01日 13時45分11秒 | ぶらり旅

 11月になりました。会社を辞めて丸2年経ちましたが、精神的に開放されたのか快調です。と言いつつ飲み過ぎたせいで教育的指導!も付いてしまいました。 3年目の自営生活に入ったので健康保険も今日から国民健康保険に切り替えて名実ともに独り立ちです。(笑) 時期が時期だけにさきほど区役所で手続きを終えて、切れ目のないようにいたしました。まあ、当たり前のことですけど「当たり前のことを当たり前にしない」という輩が官民ともに存在するから困ったものです。 今日の一言は「李下に冠を正さず」であります。

 ところで、昨日は20数年?ぶりに寄席へ行ってきました。新宿末廣亭。「橘右近十三回忌追善興行」の締めがあり、一連の追善興行でまだ出演していなかった大もの落語家等々が出演してました。

 橘右近師匠。何の師匠だと思われるかも知れませんが、落語のビラや笑点のタイトルで見る独特の筆書き、いわゆる寄席文字の師匠です。

街歩きや屋上パーティでお世話になっている赤堤アカデミア事務局長のKさんは、実は右近師匠の四番弟子。橘右之輔さんであります。この方のお誘いでいつものご近所さん数名がうち揃って午後の部に行ってきた次第です。

Dscn7539_2 12時から16時半まで殆ど続けて芸人さんが出るは出るは、知らない人からTVでよく目にする人まで多岐にわたっています。その間、橘流寄席文字一門の 口上があり、総領弟子・橘左近さんと三遊亭楽太郎さんの座談で締められました。 出演の主な方は春風亭小朝、桂歌丸、林家正蔵、そして楽太郎の各師匠でした。もちろん他の皆さんも我々を唸らせてくれました。 落語以外で興味深く聞いたのは、さこみちよさんの江戸小唄、なかなか味があると思いました。どうやら先日の烏山寺町散歩での宝井其角が思い浮かんだからでしょう。 特別興業だったのせいか、各芸人さんの持ち時間が短めに感じました。それでも山ほどの演題を一気に聴いたので満足でした。

末廣亭の外に出ると17時からの公演を待つ長蛇の列。昼の部ですら満席状態でしたので夜は立ち見を入れても溢れた人もいたことでしょう。 夜の部はまた違った出演者が続々で、こちらも聴きたかったなというのが本音です。 このような楽しい企画情報を提供してくれた橘右之輔さんに大感謝です。そして指定席をゲットしてくれたSさんにも御礼申し上げます。 実に楽しい時間でありました。 落語も復権してきたようですね。 もちろんこの日も何も反省しない反省会が実施されました。(笑)