からくり出張所

様々なからくりを徒然なるままに書くつもりです。
明るく楽しい趣味Blogが目標。
毎日ほっこりと。(^0^)

春の淡雪

2013年02月06日 22時42分06秒 | からくり情報

 雪の東京を喧伝されてしまったせいか、大豪雪を警戒していたものの昨日までの暖かさから大雪はどうかなと云う疑いもあって今日の結果に一安心しました。春の淡雪になった今回は空振りに終わった準備作業も色々あった模様ですけど大雪の苦労を考えると結果オーライといたしましょう。精度を上げて本音の予報が出ることにも期待いたします。 過ちては改むるに憚ること勿れ でもありましょう。

大雪予報で本日開催予定の古い仕事仲間の会合が延期になってしまい大変残念でした。思わぬ浮いた時間はパソコン作業の残り消化となってこちらも結果オーライです。
そして客車などの作成準備もちょっとやっておきました。

Dscn1741
車輪装着枠を主台枠にどう取り付けるかがやっと定まりましたのでホワイトメタル製の部品をせっせと鑢掛けをしましたが、まだ不十分です。接着剤とともにネジか釘できっちり取り付けるつもりです。K田さんのはさすがによく出来ています。
私のはまだ素材のままです。

Dscn1737 こちらの客車の第一ステップは組立説明書に従ってレーザーカットされ切り取り図面状になった板に部品番号を書くことです。同じ形状のものが結構あるのである時期は単純作業の繰り返しになることが予想されます。この趣味はある意味我慢力いやメーカーとの根比べみたいなものですね。急いで手を抜くといい加減な仕上がりになってしまうことをこれまで何度も経験しています。

部品と説明書を見て気が付いたのですが、この客車には二等席と三等席が半々あるのですね。意外に面白い製品です。根気が続くかどうかですが、突貫工事は厳禁です。

Dscn1734 あらためて箱のイラストを見ると客室内に仕切りがあって座席も違うようです。青いのが二等、板張りが三等のようです。この様な客車を何台も作成するなど思い及ばないのでこの単品に気合いを入れることとします。

本日は予定外のことばかりですっかり疲れたのでこの辺でお仕舞いといたします。カメラも持ち出せないので過去の写真で失礼致しました。(^0^;)


春の気配

2013年02月05日 10時56分54秒 | クラシックカメラ

 晴れた朝ですが、明日は大雪? 信じがたい予報だなと思いつつも強い北風に或いはそうかなと思います。マスコミが雪だ雪だと大騒ぎする場合は大したことありませんが、今回はさほど騒いでいないので大雪かも知れませんね。雪掻きで腰を痛めぬように注意せねばと今から警戒しています。

その一方で春の訪れを見つけました。昨日落ち葉の陰で見つけたのが蕗の薹。手元のカメラでちょっとだけ撮影。古いレンズは RICOH MOUNT A12+DR Summicron 5cm/f2 でした。  

Dscn1890 (Nikon P310)
毎年かなりの数の蕗の薹が出て来ますが、発見するのはたいてい家人ですが、今年は不在とあって私が発見。まだ2,3株のようでした。

R0012255DR Summicron 5cm/f2 開放 近接)
まだこれぐらいに大きさなのでそのままにしておく方がが良さそうです。

更に目を凝らすとこんなものの見つけました。

Dscn1894 (P310)
福寿草の花芽です。黄色くなっているものはまだ一芽だけで雪が降ればまた萎むのでしょう。梅の蕾も膨らんできたようです。

いずれにしろ一歩一歩春が近づいているようです。そう言えば震災があったのはこんな時期でしたね。被災地のことがふと頭によぎります。

R0012121

(DR Summicron 5cm/f2 f4)
冬は変化に乏しい蜻蛉池ですが、微小なメダカの稚魚が何匹か泳いでおりました。今年は力まずに庭の手入れをやっていこうと思います。もうしばらくすると蛙がやってきて産卵、我々は河津櫻を見学に行くなどの春の行楽を考え始めますね。

まずは菜園の掘り起こしです。今期は何も植え付けなかったという体たらくでした。


井の頭公園散歩

2013年02月03日 10時16分49秒 | からくり情報

 昨日の暖かさとは一変した冬の日曜日です。でもいいお天気です。とはいえ人が来るのでブラブラは出来そうにありません。一人暮らしもあと二日、マイペースを掴むには至らずにもとの生活に戻りそうです。ルンバが来て以来、床の埃にはほぼ気付くことがなくなったのは大成果です。モデルルームのような床になりました。しかしながらモノはあちこちに積んでいます。(^0^;)

昨日はフルタイム自由の日と思っていたのが、用が出来て虫食いのスケジュールになりました。その間隙を縫って1年半ぶりに井の頭公園を歩いてきました。大震災の後の暗い気持ちで歩いたのが前回でありました。
今回は当時震災後の電力事情のために公開されてなかった動物園や水族館をぶらついたのですが、うちの子供が小学生の頃行ったことがあるので30年ぶりに足を踏み入れたようです。昔よりも明るくすっきり、特に水族館はお気に入りになりました。そして鳥を放し飼いにしてある熱帯植物園は老朽化のために三月末で閉館とのことです。春のような暖かさのなか、蒸し風呂まではいかない植物園も記念に見学しました。

時間もないのでカメラをどうしようかと迷いましたが、お守りとして RICOH GXR+MOUNT A12 を持参、結果は持っていっておいてよかった。R0012194

( Summaron 35mm/f2..8 f4)
柳だけが僅かに緑がかっているようです。この日の暖かさに春を思い出しました。

Dscn1869(P310)
本日役に立ったのはこのレンズ Tele-Elmarit 90mm/f2.8 です。 使い慣れていませんが、軽いので持ち出しました。古いレンズにフードはお作法です。(^0^)

R0012204 (Tele-Elmarit 90mm/f2.8 開放)
メッシュ越しに撮ったのですが、素通しで撮影したようになりました。開放効果です。この時期だけ繁殖色になるという鴛鴦(おしどり)です。雌は地味ですね。

R0012216

(Tele-Elmarit 90mm/f2.8 開放)
正面を向くまで待てなくて撮ってしまいました。後方の格子が消えているから不思議です。(^0^)

のんんびり撮り歩ければよかったのですが、そそくさと一回りしました。動物を写しに来たわけではないのですがこのクラスのレンズは面白いですね。

R0012212 (Tele-Elmarit 90mm/f2.8 開放)
水族館ではこんな飼育をしてあり大変興味深く観察してきました。我が蜻蛉池に通じる展示です。(^0^)
ゆっくり行くつもりになりました。

R0012234

(Tele-Elmarit 90mm/f2.8 開放)
シャッター速度を上げてこんな遊びもしていました。水質向上のために噴き上げている噴水です。

Dscn1881(P310)
もう一本は DR Summicron 5cm/f2  です。名高いレンズですが、近接撮影も出来るというメカニカルなレンズでもあります。60年ほど前のレンズなのに新品同様、メッキが大変丈夫なんです。
帰り際に付けたのでさほど使いませんでした。

R0012246

(DR Summicron 5cm/f2 f4)
来た時と同じ柳をSummicronで撮っておきました。

この様な具合に色々な被写体があるのでカメラ散歩にはいい公園です。汽車ぽっぽや模型船が浮かんでいればこの上ないいい場所と思ってしまします。 石神井公園に行ってみようかなぁー。

Dscn1870 (P310)
コンデジでも気楽に撮っていました。当たり前の話ですが、こちらはピント合わせ不要なので手早く記録出来ますね。

この様にのんびり歩けた午後でした。いい気分転換でありました。


懺悔の車両いろいろ(^0^;)

2013年02月01日 09時51分31秒 | からくり情報

 日が出たり曇ったりのお天気です。この様子だと雨の降り出しが早くなりそうな予感です。昨日も予定通り仕事が進まずに何となく気が重い状態です。(^0^;)

さて、昨日紹介したGWR brake Van の工作が止まっていた原因は車軸枠の取り付けをどうするかでした。英國製のキットですが、車体と台車が別商品で両者がリンクしているわけではありません。床板を組み立てたあとで台車枠を取り付けようとしたらうまく行かないので悩んだままでした。図面通り作っているのに不思議だなーと思ったまま中断し、すっかり忘れておりました。既に取り付けた箇所を剥がす必要があります。

Dscn1154

これが K田さん製作の Brake Van  2011年秋に写したものです。私のは床板を作ったところで止まっていますが、まだ作る気合いがなかったのか製作過程を記録していませんでした。

Dscn1744 床板は図面よりシンプルに仕上がっていて現物と合わせて組み立てられたようです。金属板で補強されています。そう言えば、バネで可動する車軸は耐久性を増すため殺したそうです。欧州のこの手の模型はホワイトメタルを多用しているので組立上注意すべきことです。

レーザーカットした木工部品は精度が高く工作も楽ですが、ホワイトメタル部品は過激な運転が想定されるライブスチームの牽引車両には不適です。装飾品であればこれで充分なんですけど。

先日入手したスペイン製客車キットにも同じことが言えるのでどう対処するか先輩諸氏に相談していきます。台車を別誂えするのが一番楽なようです。

Dscn1735

ホワイトメタル部品はこの写真に写っていないものが更にあります。下回りの強化が必要なようです。台車は金属板で裏打ちすればそのまま使えるかも知れません。まずは組立です。

ホワイトメタル部品で泣かされているのが、だいぶ前に組み立てていたカブースです。地震で転げ落ちたためあちこちのホワイトメタル部品が折損しさてどうするかに至ってます。

Dscn9184 まだ部品取り付け前のカブース。このあとで台車を取り付け、手摺りを付けカブースらしくなった時点で転げ落ちました。まだ触る気持ちが起きません。(^0^;)

Dscn9771

安価で丈夫な牽引車両は、既に廃版となったメルクリンのMAXI が一番ですが、作る楽しみは味わえません。さてどちらがいいのか。

こんな光景を記録しておりました。

それにしてもこの様に板から始まる組立キットを販売している欧州は鐵道模型の懐が深いと感心します。
 Nゲージでの楽しみねぇー。 それだけでなく更に色々経験してもらいたい我が国の鐵道模型ファンです。私もそうですけど。(^0^;)