果敢に転作に挑戦しても「雑草を刈るだけ」の農家と同額の補助金であれば、
転作せずに過ごした方がコスパもタイパもいいことから、集落内で転作に挑戦
しているのは「村八分扱い」されている我が家を除いて皆無となっている。
その霜後集落で先日の16日に行政区の総会が開催された。
正論を主張しても無視されるだけなので今回は参加しないつもりでいたが、
国が新たに推進している「10年後を睨んだ地域計画策定」に向けた市が二度
開催した打合せに霜後からは区長も農政推進員も参加していなかった。
本計画策定を無視すると各種補助金が受け取れなくなることから、集落民に
警鐘を鳴らす必要があったので参加することにした。
それを含みに役員改選期だったので次期農政推進員への就任を希望してみた。
しかし、私が就任したら既得権益化している不正補助金受領が出来なくなる
ことから、100%否決されることは容易に予想出来た。
案の定、拒否されたが単に「反対」を繰り返す区長に理由を問い質したところ
「あなたは農協に米を出していないから」とのことだった。
徒労に終わることを知りつつも一応の反論は試みたが「多勢に無勢」なので
早々に矛を収めた。
今回は、将来に向け一石を投じたつもりなので、「私が農政推進員就任を希望
し反対多数で否決された」という事実を残したことだけで満足している。
プール栽培用のハウスを準備していたらド真ん中に一輪のみ咲いていた。
(参考)地域計画とは(ネットから)
今後、高齢化や人口減少の本格化により農業者の減少や耕作放棄地が拡大
し、地域の農地が適切に利用されなくなることが心配されています。このよ
うな地域の課題を解決するため、農業経営基盤強化促進法が改正され、市町
村において令和7年3月末までに「人・農地プラン」に代わる「地域計画」を
策定することが義務付けられました。
「地域計画」は、農業者や地域のみなさんの話し合いにより策定される将来
の農地利用の姿を明確化した設計図で、概ね10年後を見据え、誰がどのよう
に農地を使って農業を進めていくのかを地域の話合いに基づきまとめる計画
です。現況地図を見ながら話合いを進め、担い手や10年後に目指すべき農地
利用の方針を反映した「目標地図」を作成します。
今後、地域での話し合いにより目指すべき将来の農地利用の姿を明確にし、
農地の集約化に向けた取組みを推進するため、地域計画の策定に取り組んで
いきます。