霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

狸寝入り

2025-01-12 21:13:38 | 自然
 雪が降り始める初冬から春の雪解けシーズンに掛けて老狸が家の周辺を
ヨタヨタしながらうろつき始め、数日後には死骸となってビニールハウス
や車庫に横たわっている。
   そんな事象は例年のことで、狸は我が家を葬儀屋と勘違いしているらしく、
今季は既に二遺体の片付けを強いられている。
   今朝もその予備軍が軒下で日向ぼっこをしていたので、山に戻るよう竹箒
で追い払おうとしたところ触れただけで絶命したかのように横たわって動か
なくなった。
   しかし、これは単に「死んだふり」をする「狸寝入り」でしかなく一分も
しない内にまた動き出すのだった。



 狸は有害獣で豆やトウモロコシを食べる「百姓の敵」である。
 そんな狸の死後の世話までさせられたのでは間尺に合わない。
 「狸は化ける」と聞いたことがあるので絶命する前に「札束」にでも化けて
貰えると有難いのだが・・・。
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「蛇嫌い」は人間の本能

2025-01-02 17:10:26 | 自然
 今年は巳年だが、蛇は直接目にすることは勿論のこと写真や動画で見るのも
大嫌い。
 そのため農作業中に突然出くわすと悲鳴をあげることが多く、就農当初は
驚いて転倒し負傷したこともあった。
 遭遇すると退治することが多かったが、その後にネズミを捕獲する益虫と
知り数年前から「共生」に方針変更している。



 益虫にも関わらず蛇を嫌う人が多いのは、人種差別同様に「生まれてから
学んだものでは?」との疑念を持っていたが「蛇嫌いは人間の本能から来る
もの」とネットで知った。
 樹上生活をしていた祖先のサルの時代に、蛇が最大の天敵だったために
「本能的に恐れる」ようになったようだ。
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スーパームーン その二

2024-10-17 17:49:54 | 自然
 午後5時過ぎ、暗くなりかけた畑を後に運搬車で家路を急いでいた時、
樹々の隙間から月の一部が見え隠れした際、思わず「デカイ」と口に出た。
 慌てて家の二階から夕方のスーパームーンを撮った。(午後5時15分)



 今日は一日中快晴に恵まれ、朝と夕の二度もスーパームーンを拝むことが
出来たのは幸運だった。
 月は昇るに連れて徐々に小さくなるように見えるが、それは「目の錯覚
近くに比較する物が無いため」と中学の理科の時間に習った。
 全部顔を出す前が一番デカク見えたの当然のことだった。
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スーパームーン

2024-10-17 05:28:45 | 自然
 午前4時、脱莢作業の手を休めて振り返ったら大きく明るい月が西の空に
傾きつつあった。
  愛妻が「綺麗な月だねエ~」と感嘆するのに促され写真に収めた。



 本日17日は2024年最大の満月「スーパームーン」となり、今年の中で
最も地球に近づき、最も大きく明るく見える満月となる。
 その満月を夕方まで待つことなく拝むことが出来たのは吉兆かもしれない。
 昨日の雨で枝豆の売れ行きが芳しく無く、やや気落ち気味だったが暗闇の
中で美しく輝く月を観て少し元気を貰えた。

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オーロラ その二

2024-05-17 21:41:52 | 自然
 昨日からトラクタの前に斜面刈り、後ろに平面刈りの草刈機を付け
畑や農道の「草刈り」に集中している。
 特に、斜面刈りはハンドル操作を誤ると横転事故を招くので神経を
擦り減らし2時間も続けると心身共に限界に達する。
 今日は5時半過ぎに休憩を兼ね大相撲観戦を決め込み、「結びの一番」
を観てから近くの畑で草刈りを再開した。
 天気は午後から晴れとなり、太陽は夕方6時半少し前に栗駒山の陰に
隠れた。
 もしかすると「今日もオーロラが観れるかも知れない」と期待しながら
畑で草刈りをしていたが、見事に外れオーロラどころか夕焼けも無く、7時
に暗くなり始めた。
 (昨日、午前の半日かけ草刈りを終えた後山の畑。黒い点々はカラス)

 就農して約20年、その間にオーロラにお目にかかったのは一昨日を含め
僅か二回。
 10年に一度の稀有な「天空ショウ」を毎晩のように期待するのは無理筋
だった。
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