霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

電気柵の設置完了

2024-10-03 20:13:39 | 獣害対策
    支柱、電線、電源装置、電源(バッテリー)、アース、テスターが電気柵
設置の七つ道具。
   畑の周囲を支柱立てに一周、電線張りで二周後に電源装置とバッテリーを
設置し、電線に繋ぎテスターで通電状況を確認し完了となる。
  未実施だった畑についても今日でようやく囲い終えたので、明日からは枝豆
の収穫と出荷が再スタートする。



   春にエグネを伐採した際、唯一残された門口のカラタチが、日当たりと風通しが
良くなったため沢山実を付けた。
   凶器にもなるような鋭く大きなトゲがあるので伐採業者は意図的に触らないよう
にしたのかもしれない。

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鶏舎内が暗い原因

2024-10-02 18:16:16 | 獣害対策
 昨年の秋にイタチの被害で鶏100羽が犠牲になった。
 イタチは高さ1m弱の腰板をよじ登り金網を食い千切って侵入していた
ので、金網部分を半分覆う高さのトタンで囲った。
 トタンだと「爪が立たず滑って昇れない」が棟梁さんの見解だった。
 それ以後イタチの被害は無いが、秋を迎えて日が短くなったためか鶏舎内
が暗くなったように感じられたので棟梁さんに連絡し、トタン部分を少し下げ
るようにお願いしていた。


 しかし、棟梁さんは依頼主のリクエストを「そのまま受ける人」ではない。
 現場確認後に熟練大工として付加価値を付けた逆提案をすることが多いが、
今回もそうだった。
 鶏舎内を暗くしているのは外側を囲っているトタンではなく金網に張り付いた
ゴミやクモの巣が光を遮断しているためだった。
 棟梁さんは金網のゴミをコンプレッサーで吹き飛ばした後、「色々と忙しいかも
しれないが、年に一回ぐらいはコンプレッサーや洗車機で金網の掃除をすべし」と
言い残して帰って行った。
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アケビ

2024-09-29 20:45:07 | 獣害対策
    周囲700mほどの後山の畑を電気柵で囲うには5m間隔で支柱を140本
必要とする。
  支柱を立て後に電線を二重に張り充電十分のバッテリーに繋いだ。
 これでイノシシや狸の侵入を完璧に防止できる訳ではないが、それなりの
効果は果してくれるものと期待している。


 周囲の林の中にアケビが実を付けているのを妻が見つけ作業を中断して採ることになった。



 昨年までは家の後ろのエグネに「バアッチャンのアケビ」があったが、
この春の間伐で無くなってしまった。
 バアチャンが寂しい思いをしているかもしれないので持ち帰って仏壇に
供えることにした。
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イノシシ10匹

2024-09-28 19:17:29 | 獣害対策
 大豆を獣害から守るために電気柵の設置が欠かせないが、早めに設置する
と除草が大変になるので「お盆前まで」保留していた。
 しかし、猛暑の関係で日中の仕事が出来ず、手が回らない畑が半分以上も
出来てしまった。 
 そのため、稲刈りを終えた後の最優先課題は「電気柵の設置」だった。
 市野々の畑の一部は既に囲っていたので被害は殆ど無かったが、後山は
全くの無防備だったためイノシシが履み潰した痕跡が多かった。
 しかも、トラクターで畑の外周を草刈りしながら一巡りして戻った時に、
大きさの同じ若いイノシシが10匹の群れ成して動き回っているのに遭遇
し驚いた。
 イノシシは一度に「10頭を超える子を産む」とのことだが、それを実証
するかのようだった。
 既に手後れかもしれないが、明日中には電気柵の設置を終わらせたいと
思っている。

 写真は市野々の叔母の近所のKさんの田圃。
 今は珍しい「ほんにょう」と呼ばれる稲の天日干し。
 人手を要するので従弟も手伝ったとのこと。
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ネズミ対策

2024-04-26 21:06:29 | 獣害対策
 鶏舎改築の際、棟梁さんに「ネズミが入らない建物に」とリクエストした
記憶があるが、それは無理な注文だった。
 鶏舎の周囲は砂利を厚く敷いた上にコンクリートの基礎工事を施している
が、そんな堅固な障害物でさえネズミの侵入を阻止することは出来なかった。
 また、鶏舎の風通しを良くするため窓や引き戸の一部を網戸にしていたが、
いずれも一晩で穴を空けられてしまった。
 対策としてネズミ捕りを設置してみたものの、敵の方が上手で「決め手」に
ならなかった。


  
 ネズミは鶏舎外とも出入りしているらしく、最近になってノラ猫が鶏舎の
周囲を見張っている姿を見かけるようになった。
 ネズミ対策の有効打が無い中で、天敵である猫や蛇に期待するしかない
現状となっている。

コメント (2)
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