順調に行けば八月に入ると稲の穂が出始める。
その時期に畦道等の草刈りをすると雑草に棲んでいるカメムシを稲の穂に追いやることになるので、草刈りは七月末(今日)までに済ませることにしている。
とはいうものの短期間で全部の草刈りを済ませることは不可能なので、比較的雑草の少ない所は九月まで刈り取りを我慢するしかない。
カメムシの食害がある米は斑点ができ、その斑点米の数が米の等級判定に直接影響を及ぼす。
(斑点米が約千粒中に一粒以下が一等米で、三粒までが二等米とのこと)
そのため収穫一ヶ月前にカメムシ防除の農薬を撒布する農家が多い。
JAでは「地域全体で撒布すると効果が大きい」と集団撒布を積極的に推進している。
我が家では以前からカメムシ防除の農薬散布をしていない。
それでも自家用米は勿論のこと販売分でも「見た目」を意識したとしても特に支障のあるレベルではない。
消費者も実態を知った場合は、収穫一ヶ月前に農薬をかけた米は選ばないのではないかという気がする。
その意味では斑点米を問題視するのは「消費者ニーズではなく販売者ニーズ」の色合いが濃いように思えるし、もっと穿った見方をすれば「農薬メーカーとJAの陰謀ではないか」という気さえして来る。
その時期に畦道等の草刈りをすると雑草に棲んでいるカメムシを稲の穂に追いやることになるので、草刈りは七月末(今日)までに済ませることにしている。
とはいうものの短期間で全部の草刈りを済ませることは不可能なので、比較的雑草の少ない所は九月まで刈り取りを我慢するしかない。
カメムシの食害がある米は斑点ができ、その斑点米の数が米の等級判定に直接影響を及ぼす。
(斑点米が約千粒中に一粒以下が一等米で、三粒までが二等米とのこと)
そのため収穫一ヶ月前にカメムシ防除の農薬を撒布する農家が多い。
JAでは「地域全体で撒布すると効果が大きい」と集団撒布を積極的に推進している。
我が家では以前からカメムシ防除の農薬散布をしていない。
それでも自家用米は勿論のこと販売分でも「見た目」を意識したとしても特に支障のあるレベルではない。
消費者も実態を知った場合は、収穫一ヶ月前に農薬をかけた米は選ばないのではないかという気がする。
その意味では斑点米を問題視するのは「消費者ニーズではなく販売者ニーズ」の色合いが濃いように思えるし、もっと穿った見方をすれば「農薬メーカーとJAの陰謀ではないか」という気さえして来る。