昨夜来の雨が一日中降り続き、エグネのフキは水を得た魚のようにの
葉を広げ始めた。
24日に市長から従来の見解を維持する回答が再び届いた。
不毛の議論を重ねるようで疲れるばかりだが、納得できないことから
「市長へひとこと」欄に第五弾を投稿した。
令和5年4月26日
一関市長 佐藤善仁様
「過ちては改むるに憚ること勿れ」
24日に回答を頂戴しましたが、相も変わらず理由も示さず「カラスを白鳥
と見做す」キハナ回答に固執し続ける厚顔無恥振りに呆れ果てるばかりです。
農林部長は二つの勘違いをしています。
一点目は、3月27日に投稿した依頼文書に応えると「市長回答」を違法と
認めることに繋がり「責任を追及される」と受け止めていることです。
しかし、今になって「市長回答の違法性」を認めたとしても既に取り返しは
つかず、刑事、民事双方の責任追及から免れることは出来ません。
それでも「過ちては改むるに憚ること勿れ」で、素直に過ちを認め速やかに
法令に則った改善指導を行なえば責任が軽減され、量刑が軽くなる或いは不起
訴となる可能性もあるかと思われます。
二つ目の勘違いは、警察署への告訴が「不受理となった」ものと見做してい
ることです。
そして、私の本欄への投稿を「刑事や民事での糾弾の手立てを無くした苦し
紛れの単なる脅しに過ぎない」と受け止めていることです。
しかし、法治国家・民主主義国家の警察や検察は「法と証拠」に基づいて
動くものです。
27年並びに29年の市長回答は違法見解に基づくものであり、かつ、犯罪
幇助の動かぬ証拠となるものなので、警察は「告訴不受理」とする訳には行か
ないのです。
三年前に盛岡地検が不起訴処分としたのは、担当検事が関係法令を確認する
ことも無いまま「市長回答」が正当なものと誤解した上での不当処分だったの
です。
警察には、そのような経緯並びに民事訴訟で敗訴したことも含めて全部を
説明し証拠も添付して告訴したものです。
対応した刑事は、市役所幹部や裁判官、検察官と異なり現場最前線に近い
こともあって「総会が省略出来ない」ことを常識としても理解しており、
また、厳美の「道の駅」については「まず仕入伝票を確認したい」と答えて
います。
しかし、この種の事件は県も絡んでいることもあって慎重を期しているらし
く、立件までに長期間を要する模様です。
近い将来、犯罪に加担したことが明らかになれば、農林部長は市役所の内規
により懲戒免職となり退職金も貰えなくなることも想定されます。
早々に過ちを認め改善指導に着手すれば、それを回避できる可能性もあるか
と思われます。
一方、現在、厳美の「道の駅」に於いては、餅米を生産する組合員三名、
ウルチ米を生産する組合員五名が店頭で販売しておりますが、新型コロナ騒ぎ
の影響もあって店頭販売は極めて低調となっています。
しかし、レストランは好調を維持しており、理事長は総会での宣言通りに
違法なJA仕入れを続けております。
市長の使命は「市民の生命財産を護ること」と考えますが、前述のように
理事長の背任罪が確定するまでには数年を要する可能性があり、それまで
組合員の基本的権利は侵害され続けたままとなります。
霜後集落組織の恣意的な不当差別同様に可及的速やかな改善指導を求める
ものです。
それが、農林部長の最悪の事態を回避するための「最善の策」とご理解
願います。
以 上