先日のブログで紹介したように 講演後のグループデスカッションのテーマは
「新たな農業の担い手の育成について」だった。
私は、「サラリーマンと異なり農業には自由が有り、創意工夫が活かせる素晴
らしい職業と思っているが、後継者が育たないのは所得が低いためなので、生産
力の向上のみならず販売力やマネジメント力も養い、事業として成り立つ農業を
目指すべき」と主張する共に「国の施策に頼って『おんぶにだっこ』状態は危険
極まりない。梯子を外されても自立出来るよう『転ばぬ先の杖』を用意して置く
ことが必要」と持論を展開したところ他のメンバーの賛同も得られた。
最後に、グループ毎に検討結果を発表する場が設けられたが、他グループの発表
は「他力本願やグチ」に終始し能動的に解決しようとする意欲に欠けていた。
我がグループの発表者はリンゴ園を営む41歳の若手農業者だったが、内容は
勿論のこと「まとめ方や発表の仕方」もダントツで、おくたま農産の小野寺代表
共々「素晴らしい」を連発して絶賛の拍手を送った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/41/02af50c248c9fe71bcc5915db511d59a.jpg)
耕起中の田んぼには既に雑草が芽を出していた。
春になってからの耕起で退治することは困難なので、早朝の氷点下4~5℃の
冷気で「凍死させる」ことも期待している。