いつも出品しているキリンヤが合併し「クスリのアオキ」として再出発
することが決まり、店は2月末で一旦閉店することになった。
数少ない地元企業がまた一つ消滅するのは寂しい限りで、新しい店で
産直コーナーが設置されるかどうかは全くの未知数となっている。
(厳美渓の橋の下流)
そんなキリンヤの店頭で、男性のお客様から「このきな粉は色が変わる
の?」と黄緑色のきな粉を手に取って訊いて来た。
「ええ、これは我が家で作っている添加物無しのきな粉なので光りに当た
り続けると次第に色が褪せて来ます。冷蔵庫等光の当たらない場所で保管す
るのがお奨めです。」と説明していたら、後から到着した奥様と一緒に
「このきな粉美味しいのよね」と誉めながら3袋も購入された。
誉められて舞い上がり「美味しい理由は隣に並べてある評判の大豆を原料
としているため」と補足するのを忘れてしまった。
帰宅後に生産部長に報告したら、「原料の品質もさることながら、製粉前
の『大豆の煎り方』も味に大きく影響する」とのことだった。