ジイチャンが健在だった頃、毎年のように「きざわし柿」(木になったまま
熟して甘くなった柿)やハチヤマルを焼酎で渋抜きしていた。
ところが、冬場に果物が無かった昔と違いミカンやリンゴが幅を利かせるよ
うになってジイチャンの労作は食されることの無いまま廃棄されることが多く
なった。
また、一部は干し柿にもしていたが、干している途上でカラスやケモノに餌食
になったりカビたりして家族の口に入ることは少なかった。
そんな苦い体験から今は収穫後に即食べることにしている。
猛暑が幸いしたのか今年は殊の外美味で、常時食卓に置いて重宝している。


大根の出荷を終え今日から赤蕪に切り替えた。