バレーボールネーションズリーグ女子の対トルコ戦は薄氷の勝利だった。
1、2セットを僅差で取ったが3、4セットはトルコで、特に第4セットは
大差だった。
その第4セットでの大差がトルコの慢心を招いた。
ファィナルセットも1点目を簡単に取って前のセットの延長のような順調な
スタートとなったが、2点目となるはずのアタックを日本がブロックして
流れが変わった。
続いて日本のサービスエース等で連続失点となり、セットの前半で点差が
開き勝敗が決した。
勝負の行方は「心・技・体」で決まるが、日本は「心」で勝っていた。
(沙羅双樹とも称されているナツツバキ)
男子が予選リーグで全勝を続けていることについて、TBSのサンモニで
野球の内川が「日本はレシーブが素晴らしい」と称賛していた。
ややもすると攻撃陣にだけ目が行き勝ちだが、強烈なサーブやアタックに
対する守備力が日本男子の躍進を支えているのは間違いのない事実。
内川の慧眼に感心させられた。