安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係
昨日から急に寒くなり、今朝は初霜が降りた。
数日前に栗駒山に初雪が降り、当地も冬に向け「まっしぐら」となりつつある。
エグネも秋らしい景色となり、木枯らしが吹くと枯れた杉の葉が落ちて敷き詰められる。
本格的な寒さが訪れ、薪トーブが24時間フル稼働するまでは、ストーブの火を起こす
のが朝の日課となるが、その際に、エグネの杉の葉を拾って来て焚き付けにする。
杉の葉は火力が強いので、僅かな量でも「焚き付け」の役割を果たし薪を燃やし始め
てくれる。
岩手県出身のプロ野球選手としては、菊池雄星や大谷翔平が突出して有名だったためか、
中日ドラゴンズの二塁手に定着した阿部寿樹選手が、一関のしかも自分と同じ赤荻出身で
あることを今シーズン前まで知らずにいた。
赤荻小、山目中、一関一高、明治大、ホンダを経てプロ入りし、昨年、入団四年目にして
レギュラーに定着している。
東北人らしい粘り強さが魅力の「遅咲きの選手」で、五年目の今年はチームの主軸打者と
しての活躍振りも目立っている。
(ネットから借用)
先日、朝の厳美の「道の駅」で、以前から顔見知りながらも挨拶程度だった女性生産者と
商品を並べる際に隣り合わせになった。
「私も赤荻出身ですけど、阿部さんは赤荻の何処ですか?」と声を掛け、住まいが共林地区
に在ることを知った。
その後、駐車場に戻り帰る段になって急に思いつき、車に乗ってエンジンをかけようとして
いる阿部さんに向かって「中日ドラゴンズの阿部の実家とは近所なんですか?」と尋ねたら、
「息子です」と直ぐに返事が来て驚き「ヒェー!」と年甲斐もなく奇声を発してしまった。
昔話しなら「おじいさんは山へ柴刈りに 、おばあさんは川へ洗濯に 」となるところだが、
今日の我が家は「おじいさんは市野々へ草刈りに、おばあさんは高森で秋堀りに」と
それぞれトラクターを運転しての分担作業となった。
一方、桃太郎に代わって現れるべき孫達は、新型コロナ騒ぎの影響で一年以上も帰って来て
いない。
9月に札幌から東京に転居したことから、農閑期なら「日帰り」で往復することも可能となり、
気軽に行ける距離になった。
それでも、コロナ騒ぎが沈静化しないと動ける雰囲気ではなさそうだ。
既に耐用年数を過ぎ、骨組みが錆びたり朽ちたりして崩壊が近づいている四号ハウスの解体を
廃品回収業のTさんに依頼した。
雪の重みで潰れたりすると解体作業が困難を極めるので「転ばぬ先の杖」のつもりだった。
就農当初、門口にあったハウス一棟を解体したことがあり、多大な労力を要した苦い経験があり、
今回は当初から「外注」と決めていた。
所要日数は四日を見込んでいる。
Tさんにはいつも「阿吽の呼吸」で依頼しているので、解体費用は発生する鉄類の廃材等で
「チャラ」かと思っている。
しかし、無理なら相応の謝礼を支払うつもりでいる。
それが信頼関係を維持し、長い付き合いをする「最善の道」と信じている。
懇意にしている種屋のオヤジさんから「ショウガの種が手に入ったから植えてみて」と
貰い受けたのは春のこと。
作り方は「サトイモと同じ」と教わったので、既に播種を終えていたサトイモの株間に植えてみた。
先日のサトイモ収穫時に一緒に掘り起こしたら、両サイドのサトイモに圧迫され、あまり大きくは
生長していなかった。
それでも、自家用だけでは消費し切れないので競争相手のいない産直に出してみた。
しかし、価格が相場よりも高めだったのか殆ど売れなかった。
止むを得ず、売れ残り分の価格を半額にして並べ直した。
それでも売れなかったら回収しようと思っている。