霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

パワハラの思い出

2024-08-31 18:37:28 | 社会
 サラリーマン時代パワハラやセクハラという言葉は未だ無かったが、兵庫
県知事のパワハラ報道で、やはり東大卒だった八戸時代の支店長のパワハラ
の数々を思い出した。
 それに較べたら斉藤知事のパワハラなんて可愛いものに見えてならない。
 
 鈍なのが私の取り得で「打たれ強い体質」と思っていたが、朝8時から始ま
るミーティングの場で連日の説教が半年も続いたら、出勤時間になると腹痛
を覚えるようになってしまった。
 同僚の一人は、会社の前の横断報道の信号機が青になっても「足が前に動
かない」と真剣に悩んでいた。
 また、呑み会の場で怒り狂った支店長から顔にビールを掛けられた部長も
いた。
 更に、部長の承認を得て課長が有給休暇(夏休み)を取得し、家族で実家
のある鎌倉に高速道で向かい関東圏に入った時点で、「休暇は認めないから
直ぐ戻れ」と携帯電話で厳命され、「家族共々泣きながら戻った」という呆れ
る事例もあった。
 東大出を鼻にかけ高卒を馬鹿にするだけでなく、「東大以外は大学では無い」
と宣う人で、マネジャーとして「やってはイケナイ」ことを全部やる人だった。

 弱小サラリーマン軍団は、陰で「戦争中なら支店長の後ろに回って鉄砲で
撃ち殺したい」と悪態をついて負け犬の遠吠えにもならない「ウサ晴らし」
をするのがヤットだった。


 電気柵の電源として中古バッテリーを活用している。
 写真は昨年購入した二代目の充電器。
 一代目は冬場に軒下に置いていたら狸に線を食い千切られてしまった。
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「米不足」に思う

2024-08-30 11:56:39 | 
    都市部で暮らすお客様から「米の在庫は無いか?」との問い合わせが多いが
当地でも「米の供給不足」が続いている。
   その原因が「昨年の不作」や「インバウンド需要」によるものと喧伝され
ているが、国が米の価格維持のために進めて来た「減反政策」が過度に効果
を発揮し始めただけに過ぎない。
   安倍内閣時代に「減反政策を止めた」ことになっているが、実際は今も莫大
な税金を費やして転作を奨励し続けている。
   その転作奨励金も数年後に全面的に廃止される見込みだが、それによって
米の生産量が急に増える訳ではない。
   高齢化、後継者不足で農業従事者は減少し続けており、また、田植えや稲刈り
が機械化された今は、小規模農家が経営を維持することが困難なことから、転作
奨励金の廃止と共に「農業と縁を切る」農家が急増することが予想されている。

 (雨続きで倒れかかっている稲が多くなった)

 TVのコメンテーターは、「後継者不足等で農地の集約が促進され、経営規模
拡大のチャンス」と前向きに捉えて解説していたが、それが米の供給不足解消に
直結するかどうかは不明である。
 少なくとも、諸物価高騰の中で主食の米まで高値になると一番困るのは社会的
弱者であることだけは間違いない。
 蛇足ながら、吉村大阪府知事が国の備蓄米の放出を求めたのに対し、農水大臣
は「米の販売価格の混乱を招く」と拒否している。
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大谷翔平の愛犬始球式、そして42号、42盗塁達成!!

2024-08-29 13:54:21 | 果物
 産直巡りを終えて帰宅したのは丁度11時だった。
 TVをつけたらマウンドに大谷とデコピンが始球式に備えていた。
 そして、デコピンを残して大谷がキャッチャーの位置に座り合図すると
デコピンがボールを咥えて大谷めがけて一直線のストライクだった。
 大観衆が拍手喝采で称えたのは言うまでも無い。
 そして、試合で大谷は第一打席で42号ホームラン、その後に二つの盗塁
も決め42盗塁を達成し、「50本、50盗塁」も現実味を帯びて来た。

 (写真はネットから借用)

 今日の試合前、大谷が愛犬デコピンを抱える首振り人形を先着4万人に
プレゼントしたため、ドジャースタジアムには試合開始の7時間以上前から
人形目当てのファンが大勢詰め掛け、気温が上がる中で長い行列を作った。
「その列を見た両チームの監督がビックリしていた」と実況アナが紹介して
いた。
 大谷は実力もさることながら人気も別格のようだ。
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小麦の精粉

2024-08-28 22:06:30 | 穀物
 自分が作った米や野菜を食するのが百姓の歓びのひとつ。
 自家生産の小麦でスイトンや手打ちうどんを作るのも同様だが、その愉しみ
が奪われる事態が生じた。
 昨年、県内で生産した小麦の一部が赤カビ病に汚染され、小麦粉として市場
に流通してから回収する大騒ぎがあった。
 以前から、小麦生産者には「赤カビ病を予防するための防除」が義務付けら
れているが、それでも防ぐことが出来なかったようだ。
 再演防止のためJA岩手では盛岡の検査機関の検査を経ない小麦は「流通
させない」措置を講じたため、自家生産の小麦を直接業者に精粉依頼すること
も出来なくなった。
 生産者もスーパー等から小麦粉を購入しなければならないことから、我が家
が保有する「きな粉用精粉機」が小麦にも適用できるどうかの検討を始めた。


 (稲刈りを目前に控えた田圃。台風襲来で倒れないことを祈るばかり)
 
 昨年秋に播種した小麦は全く発芽しなかったことから、今年の小麦の収穫は
無く、仲間から分けて貰った小麦の精粉依頼に行って初めて「その驚くべき事態」
知った。
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電気柵

2024-08-27 21:31:14 | 機械
 枝豆や大豆をイノシシや狸から守るための電気柵の設置を始めた。
 以前は発芽後に行なっていたが中耕除草時に支障を来たすので、今は花が
咲き終えた時点で行うようにしている。

 
 大小の畑が各地に分散しているので 電源となるバッテリーを15個ぐらい
準備しなければならない。
 中古のバッテリーを充電して活用しているが、古くなって充電不可のものも
多くなって来た。
 ちなみに、田圃の電柵は田植え直後に設置しているが、今年から草刈りの
邪魔にならないよう畦道や土手ではなく田圃の中に設置し、しかも、電気を
通さない方式に改めた。
 それでもイノシシは警戒心が強く、線で囲っている中には入らないようだ。
 お陰で、電柵機械やバッテリーの準備を省略出来て助っている。
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