サラリーマン時代パワハラやセクハラという言葉は未だ無かったが、兵庫
県知事のパワハラ報道で、やはり東大卒だった八戸時代の支店長のパワハラ
の数々を思い出した。
それに較べたら斉藤知事のパワハラなんて可愛いものに見えてならない。
鈍なのが私の取り得で「打たれ強い体質」と思っていたが、朝8時から始ま
るミーティングの場で連日の説教が半年も続いたら、出勤時間になると腹痛
を覚えるようになってしまった。
同僚の一人は、会社の前の横断報道の信号機が青になっても「足が前に動
かない」と真剣に悩んでいた。
また、呑み会の場で怒り狂った支店長から顔にビールを掛けられた部長も
いた。
更に、部長の承認を得て課長が有給休暇(夏休み)を取得し、家族で実家
のある鎌倉に高速道で向かい関東圏に入った時点で、「休暇は認めないから
直ぐ戻れ」と携帯電話で厳命され、「家族共々泣きながら戻った」という呆れ
る事例もあった。
東大出を鼻にかけ高卒を馬鹿にするだけでなく、「東大以外は大学では無い」
と宣う人で、マネジャーとして「やってはイケナイ」ことを全部やる人だった。
弱小サラリーマン軍団は、陰で「戦争中なら支店長の後ろに回って鉄砲で
撃ち殺したい」と悪態をついて負け犬の遠吠えにもならない「ウサ晴らし」
をするのがヤットだった。
電気柵の電源として中古バッテリーを活用している。
写真は昨年購入した二代目の充電器。
一代目は冬場に軒下に置いていたら狸に線を食い千切られてしまった。