安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係
収穫済の大根の保存方法についてはを独自の方法を工夫した。
以前は、畑に穴を掘って土付き、葉付きのまま埋める方法を採用していたが、
「二度手間となる」ことや「鼠の被害に遭う」等の難点があった。
そんな失敗を踏まえ、今は、断熱材で囲った大容器やダンボールに収納し、
凍結の不安がある寒い日は毛布等で覆うようにしている。
倉庫の中なので全体像を写せないのが残念だが、反対側には棟梁さんが
作ってくれた大容器がある。
寒い中で仕事をすると体温を保つためにエネルギーを消耗し「空腹になる」ことが多い。
猫のタコも寒くなったら、一日三食では不足気味のようだ。
しかし、猫は犬と違って与えられた餌以外にも食欲を満たす方法がある。
今日もタコは畑で鼠が姿を現すのをじっと待っていた。(写真)
そして、最終的には鼠をくわえて戻って来た。
今日は「節目の一日」だった。
・大根の収穫が終了し、大豆の脱穀がスタート
・小麦の播種は市野々に続き後山も完了
・大口の支払いを済ませ、一方で新たな契約が成立
等々
秋じまいが終わらない内に、来年に向けた動きも徐々にスタートし始めている。
農業用水を確保するために水を貯えた人口の池を一般的には「溜池」と称するが、
当地では「堤」と呼ぶことが多い。
「溜池」は「肥溜め」をイメージしてしまうので「毛嫌い」されるのかもしれない。
農道沿いにある堤の土手の一部が崩れ落ち、道を狭めていた。
放置して崩落が拡大すると、農道と堤の双方が機能を果たさなくなる。
修復工事は水を落とさないと作業が出来ないことから、農閑期になってようやく
実施出来た。
と言っても、土止め用の杭(松)と板だけは自前で用意したが、他はプロにお願いした。
難工事になるかと思いきやプロは半日程度で立派に仕上げてくれた。
堆肥を撒いて耕起し、最後に「小麦の種蒔き」をして秋の畑仕事は完了する。
予報によると雨や雪が降らないのは水曜日まで。
その間に、少なくとも市野々と後山だけは終わらせたいと思っていた。
土が乾くのを待って「午後イチスタート」の予定だったが、
播種機の設置等に時間がかかり「3時スタート」と遅くなってしまった。
なんとか、連結した畑だけは終わらせたかったが、陽が落ちると土が湿気を
帯びて来るので途中で諦めざるを得なかった。
大豆の収穫を終えた生産部長は、連日、大根の収穫に追われている。
畑の大根は雪や氷点下の冷気に一度や二度触れたぐらいで凍ることはないが、それが繰り返されると
凌げなくなる。
折角育てた大根を畑で凍らしてしまったことは、これまでも何度か経験している。
何とか今週の前半で終わらせたいと頑張っている。
(大根洗機で洗う直前の運搬車の大根)
切り落とした大根の葉は全て鶏の貴重な食糧となるが、葉を「どの時点で切り落とすのが効率的か」
について色々試している。
1.抜いて畑に並べている時点
2.運搬車に積み込んだ時点
3.大根を洗う直前
理由は省略するが、今のところは2.が一番効率的なようだ。