安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係
老人介護施設に入所している親と面談を希望している叔母達に、「面談させない」と
横暴な主張をし続けている息子がいるらしい。
入所先に対しても「誰とも面談させない」ことを条件に入所契約をしているとのこと。
そんな、親の意思を無視した契約は、公序良俗に反し無効であることは言うまでもない。
受刑者でさえも「面談の権利」があることを考えれば、それが如何に不当なものであるか
が分かるというもの。
(ネットから借用)
「いい老後」とは、入所先に毎週のように家族や親戚が訪れることを差すと、何かで
読んだことがあるが、それと逆行する行為は、「とんだ親不孝者」との非難を覚悟せ
ざるを得ない。
このバカ息子は、「権利と義務は裏表一体である」ことを全く理解していないらしく、
義務を忘れ去っているようだ。
本来は、家族や親類縁者に入所先を知らせる義務が有るにも関わらず、照会に対しては
「個人情報保護」を盾に拒否しているとのこと。
それは「権利の濫用」以外の何物でもない。
蝮に咬まれることを避ける意味もあって、当地の農作業には長靴が必需品となっている。
連日、朝から晩まで履き続けるので消耗も激しく、量販店等の店頭に並んでいる品質では
直ぐ「水漏れ状態」になり使い物にならない。
そんなことから、少し高価ではあるが丈夫で長持ちする福山ゴム工業の「寅さんブーツ」を
就農当初から愛用している。
(本日三足目の「寅さん」)
早朝や雨中での草刈りでは衣服がずぶ濡れ状態となり、長靴の中にも水が貯まることから、
「寅さん」を三足用意し、乾かしながら使い分けている。
今年も猛暑だったが、夏バテはせず、逆に体重が増えている。
それでも、夜明けと共に「草刈り」に専念し飛ばしているためか、夕方近くになると
次第に馬力が無くなって来る。
今日は、二週間振りにバド練習に出かけるつもりでスケジュールを組んでいたが、草刈りの
合間を縫い、4時過ぎに鶏に「餌と水」を与えている際、軽いめまいに襲われた。
「これはヤバイ」と判断し、今夜の練習も断念することにした。
無理をしてアクシデントに見舞われたら、周囲に迷惑をかけることになりそうだ。
一ヶ月後の収穫が見込まれる「秘伝」は市野々以外の畑でも作付けしている。
高森の畑でも、何回かに分けて畝間草刈りをしていて、ほぼ順調に生育しているが、収穫直前に
も必要かもしれない。
雑草が繁茂し絶望的な市野々の枝豆畑には、御贔屓のお客様が毎年楽しみにしている
「秘伝」も作付けしてある。
簡単に諦める訳には行かないので、雨で濡れた畝間を半ば絶望的な気持ちで往復を繰り
返した。
この畑は細長い長方形で、畝の長さが100mを超えるので、進むに連れて景色が変わり、
救出不能の所もあれば、綺麗に雑草を除去できる所もあった。
昨日から、時々雨が降る不安定な天気で、最悪のコンディションだったが、何とか畝間の
雑草を刈り終え、一部の枝豆は顔を出し始めた。
この後は、草刈機を使って畝と直角に刈り進めば、株間の大きな雑草も除去出来そうだ。
中山間直接支払には年に一度、市役所の現場確認がある。
昨日、訪れた市職員を案内し、対象となっている圃場を一通り巡った。
そして、市野々の畑に着いて驚いた。
一カ月前、「中耕除草+草刈り」で、「雑草対策」を行っていた枝豆畑が、雑草に覆われ
作物が見えなくなっていた。
元々雑草が繁茂し勝ちな畑なので、ある程度の覚悟はしていたが、「これほどまで」とは
想定していなかった。
「手遅れにならない内に」という言葉があるが、既に「手遅れ状態」に見えた。
そんな絶望的な気持ちを抱きながらも、「絶望は愚か者の結論」と言い聞かせ、遅まきながら
法面草刈機を使って「畝間草刈り」を始めた。
「徒労に終わるかもしれない」と思いつつも、その屈辱が、来年以降のエネルギー源に
なることを期待して・・・。