安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係
代かき」は苦手な農作業のひとつだが、いつもまで苦手と言い訳してばかりもいられない。
如何にして効率的に「代かき」が出来るか試行錯誤しながら進めているが、それでも時間が
かかっている。
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その合間を縫って、家の前の畑に早生品種の枝豆の種蒔きをした。
中耕除草を管理機から中耕ディスクに変更したことで畝間を狭くすることにした。
それに伴い、播種機やネット掛け等の一連の作業も従来と様変わりし、少しだけ神経を擦り減らした。
昼過ぎ、27日に営業開始したばかりの平泉の「道の駅」の連休初日の様子を見に
行った。
店の中はお客様で溢れ駐車場は満車状態だった。
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お客様が多い割には我が家の商品の売れ行きはイマイチだったが、皮肉にも既に在庫切れで
追加出荷が出来ない「ヘソ大根」だけが良く売れていた。
それにしても「世界遺産平泉」の集客力は「さすが」と感心させられた。
国道四号線沿いという「地の利」も有り、今後に期待が持てる盛況ぶりだった。
強風で屋根が吹き飛ばされたビニールハウスの修復用資材が昨日届いた。
これまでビニールハウスは骨組も含めすべて「自前工事」で解決していたが、今回は
農業の繁忙期と重なったことや1~5号ハウスと異なり高所作業が多いことから「プロに
任せるのが無難」と判断した。
その専門家集団6人が早速朝イチから仕事に着手し、午後2時前に完成させて次の現場に
向かった。
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結果的にはそれが正解だった。
経費はかかるが自前工事では「これほど立派に完成させることは出来ない」と感じた。
プロの仕事士に対しては、休憩時間に厳美の「滝見団子」を振る舞って敬意を表した。
いつもは文書を作成して説明すべきところを「手抜き」して口頭で済ませた。
しかし、その反動は直ぐに現れ、趣旨が不十分な伝わり方をしていた。
口頭での説明は「思い」のみが先行し勝ちとなり、私の早口も災いしたようだ。
文書化することで「伝えたいこと」が整理され相手方も「理解し易かったもの」と反省させられた。
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5月初めの「田植え」を目指し今日から代かきを開始した。
残念ながら、途中で来客や野暮用で予定の半分しか出来なかった。
その遅れを明日以降で挽回しなければならない
平泉の「道の駅」は町の東側を走っている平泉バイパス沿いに在り、JR平泉駅の裏にある
「柳の御所」と隣接している。
一関の中心部、平泉、厳美渓の三ヵ所の位置関係はほぼ正三角形に近く、一辺の所要時間は車で
10分余りとなっている。
その正三角形の頂点の一つである厳美渓から3kmほど外れた所に我が家がある。
平泉に向かうには厳美から直接向かうルートと一関バイパスを経由するルートがあるが、四カ所の
産直を廻るためには往路は一関経由、復路は直接厳美に戻るルートを採用することになりそうだ。
いずれのルートも距離的にも時間的にも予想していた以上に近かった。
これなら産直巡りの時間増がそれほど負担にならないような気がする。
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(明日から「代かき」がスタートする関係でオープンセレモニーには参列できそうにない)
雨の一日となったが、「道の駅」は明日のオープンを控え関係者で賑わっていた。
既に生鮮野菜を除く加工品や穀物類は並べられていたが、「広い」ように思えた陳列スペースも
実際に並べてみると意外に狭く、「並べるスペースがない」と嘆く生産者仲間が多かった。
それが一時的な現象か、恒常的なものかは今度の連休で「答えが出る」ものと思われる。