安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係
3.11の災害で一番難儀したのは水道やガスではなく「電気」だった。
その時からソーラー発電の導入を模索していた。
しかし、一般的なやり方では経費が嵩み過ぎるので躊躇していたが、たまたま農機の車庫を兼ねた
ソーラー発電の話しがあったので「渡りに船」とばかりに飛びついた。
今日の工事でソーラー発電のパネルが屋根になり後は電気工事を待つのみとなった。
車庫としての機能は既に備わったので、早速明日から活用するつもりでいる。
上手に入れたら背丈の高い農機三台の収容が可能かもしれない。
小麦の収穫適期は梅雨と重なる難点がある。
梅雨の晴れ間の僅かな時間を狙って収獲するのは簡単なことではない。
法人の収獲が一時期に集中するので乾燥調製を受け入れるJAライスセンターとの日程調整も必要となる。
焦る気持ちを抑え、雨続きの天気予報を睨みながらチャンスを待つしかない。
分かれて仕事するのも寂しいので除草機押しと畦の草刈りを一緒に進めている。
疲労困憊した身には「野辺の花」に癒されることも多い。
から衣 きつゝなれにし つましあれば はるばるきぬる 旅をしぞ思ふ(古今集 在原業平 )
頭文字を拾うと「か、き、つ、ば、た」となる。
畑の中耕除草は何度か繰り返さなければならないが、田んぼの「除草機押し」は今年は省略する
予定だった。
ところが、雑草のオモダカが繁茂し無視できない状態となり、慌てて除草機を引っ張り出した。
いずれは乗用の除草機を導入したいと思ってはいるが、それは未だ先のこと。
早朝から深い泥の中を何度も往復したら作業中は勿論、昼食休憩の際も足が吊って大変だった。
泥と汗にまみれながら60aほどこなし、仕事は進んだものの今夜は「足吊り岬」で大変な一夜に
なりそうだ。
それでも、夜のビールは「今年一番の味」だった。
税務署職員の奨めで今年から「青色」で申告することにしていた。
そのため、今年から青色申告する農業者のための「記帳説明会の案内」があった。
(ソーラー発電をする業者に場所貸しをすることにした。有事の際は借用できるメリットがある。)
欠席してもよかったのかもしれないが、欠席すると「優先的に税務調査の対象になるのでは?」との
不安があったので、午後の貴重な時間を割いて参加した。
しかし、別に出欠を取る訳ではなかったので不安は杞憂に終わったが、二時間フルに説明を聞いて
色々と勉強になったので参加する価値は十分にあった。
特に、「純損失の繰り越し」については我が家でも活用する時が来るような気がして心強かった。
今朝の週刊ポストの新聞広告に「讀賣、日経の世論調査が怪しい」のタイトルが躍っていたが、
安倍内閣の支持率が高止まりしているのは以前から怪しいと思っていたので、別に違和感は無か
った。
世論調査は、その気になれば質問の順番や訊き方を工夫したり、安倍内閣の不都合な事実は設問
から除外したりして回答結果を操作することは決して不可能なことではない。
前川前文科省事務次官が最初にインタビューに応じたテレビ局はNHKだったというが、それが
放送されることは無かった。
NHKに「官邸への忖度」があったことは想像に難くない。
安倍一強が高じて「三権分立が機能しなくなり既に権力が腐敗を始めているのではないか」と
昨日の関口宏のサンデーモーニングで岸井成格が解説していたが、その言葉は決して誇張でも
何でないと思って聞いた。