書き逃げアンドロイド。

副交感神経が優位になるような写真が好き。

収斂進化には大量死滅が必要である

2021年11月12日 15時08分23秒 | 意識論関連

チューリング・テスト

認知科学、人工知能の分野では、人間が人工知能に質問などをして、その人工知能があたかも人のように反応し、人から見て人と何ら区別がつかなければ、それをもってしてその存在は知能あるいは意識を持っていると見なしていいのではないか、とアラン・チューリングが提案した

Wikipedia「意識」より抜粋

 

Microsoft社のTwitterAIが ヒトを真似てヘイトスピーチをやらかすのは AIには自律的な論理検証性(自分の考え・判断)がないからである

その意味において 根拠のない誹謗中傷でヘイトスピーチに邁進している「ヒト」にもまた本質的には人間としての知能も意識も機能していないのである

ヒトでありさえすれば人間としての知能を発揮できるわけではなく ヒトの大半は自分では何も考えず ただ他人が見つけたり考えだした知識を「知って」いるだけの凡人デクノボウに過ぎない

 

生物学界においては 遺伝的進化に意図目的戦略「想い」が関与しているかのような科学的には何の根拠も証拠もないオカルト観念が一向にフィックスされず 遠藤秀紀の言う「典型的な間違い」が全く周知されない

田島木綿子(たじまゆうこ)が説明するような 急激な環境変化が起きた時だけ発動される変異メカニズムも根拠がない

変異というものは常に起きており 環境によって淘汰されることによって進化になったり退化になったり 何も変化しなかったりするものであり 遺伝的進化というものは あくまで生息環境への適応以外は何も起きないのである

変異は常にランダムであり 方向性はない

ロシアでのキツネの人工繁殖実験では 数世代で大きな変異が起きていることが実証されているのだが 実際の自然界においてはキツネはほとんど変異が見られずに見た目も性格も似たような個体しか存在していない

キツネは群れを形成して統率的協調行動を採る習性があり むしろ群れ集団なくして個体も存続は成り立たないため 群れ集団にとって不都合な形質や習性を先天的に持って生まれてきた個体は群れから排除されるために 変異が大きな個体は繁殖には至らず淘汰されているためである

統率的協調性を持った群れ集団を形成する生物種の場合 個体の都合よりも群れ集団の都合の方が優先されるためである

これが 例えば生息環境の激変などが起きた際に それまでの群れ集団にとっての都合が環境適応できなかった場合には 形質や習性が異なる変異をした個体の方が偶発的に環境適応できる場合もある

できない場合もある

できた場合には「進化」が促進され できない場合には絶滅する

田島が研究している鯨類の変異がどの程度なのかは知らないが 変異というものは常に起こっているものであって それが環境に適応するかどうかだけでしか収斂進化には影響しない

「環境が激変した時だけ発動する変異」などというものの存在は立証されておらず 単なる田島の勝手な妄想に過ぎない

元々様々な変異が起きていたとしても 環境によって進化することもあれば 進化しないこともある

遺伝的進化というものは あくまで環境適応による淘汰圧力によって促される収斂でしか起きないのである

 

哺乳類への進化の過程において ある種のウイルスが関与していて これが哺乳類への劇的変異を促していることがほぼ明らかにはなっているが

ウイルスによって遺伝子変異を促された宿主の大半は生存には適する保証がなく 恐らくは膨大な死滅が起きているはずである

ウイルスによる遺伝子変異が 都合良く哺乳類への進化などだけを促すような変異以外が起きていないとは到底考え難い

ウイルスによる大きな遺伝子変異によって 大半の祖先はほぼ絶滅に近い程の大量死滅をしているはずであり その中で偶発的に生き残れた個体種の中に哺乳類への進化が促されたものもいた結果として 哺乳類が発生したのである

 

バンコマイシンのように肝臓障害を引き起こす程の抗生物質であっても耐性を獲得するブドウ球菌も時折発生する

ヒトの常在菌であるブドウ球菌も常に変異は生じていて それが抗生物質が投与された環境下において偶発的に耐性を持った株種が発生した場合に 耐性を持たない株種の全てが淘汰され 結果的に耐性を持った株種だけへの収斂が起きた結果を「進化」と呼ぶのである

耐性株が発生する確率は非常に低いが 確率が完全に0ではない限りはいつか必ず発生する

だから抗生物質を処方すると医師は「必ず最後まで飲みきってくださいね」と強く念を押すのである

耐性変異が生じる前に 徹底して駆逐しないと耐性株種の発生を許してしまうからである

 

哺乳類への進化の過程でウイルスによる遺伝子変異が関与しているのは確かだが 決して都合良く「哺乳類進化だけを促す変異以外が全く起きない」などということはあり得ない

ウイルスによって遺伝子変異が起きれば 宿主の大半は膨大な死滅を余儀なくされる可能性の方が圧倒的に高いのである

大衆の多くは遺伝的進化というものが常に自然に自動的に都合良く大半の個体に生ずるものであるかのように勝手に錯覚しているようだが それはかなりトンデモナイ「典型的な間違い」である

遺伝的進化が起きるためには 膨大な死滅を伴う収斂が必要であって それは阿鼻叫喚の地獄絵図である

逃げ足の遅い子供が片っ端から肉食獣に喰われ続けなければ 脚が速くなる進化は促されないし

逃げ足が速く進化してゆく獲物を捕らえられる高い捕食能力を先天的に持たなければ捕食者も片っ端から死滅することで 先天的に捕食能力の高い個体種への収斂が起きることになる

自然界における生態系のピラミッドというものは どんなに生態系が環境調和できたとしても 弱肉強食の過酷な生存競争からは逃れるおことはできないのである

「自分の子供が喰われて困る」からといって 子供が喰われないようには進化は起きない

あくまで子供が何頭喰われても 絶滅せずに繁殖が継続できさえすれば存続していた結果を「生物」と分類しているに過ぎず イワシやネズミは大量繁殖して生態系を支えて環境調和さえ成立していれば「繁殖を継続」できるのであって ネズミは「捕食者に喰われるために大量繁殖している」わけではない

個体の都合は遺伝子には影響せず 絶滅さえしていなければ「生物」なのである

「個体の都合」というのは後天的なものであって 遺伝子には全く影響を与えない

 

先天的に障害を持って産まれてくる子供がいるとしても それは決して「愚か」だからではなく 単なる偶然であって 誰の意図目的戦略も介在する余地はない

遺伝的進化を「賢い」などと形容するのは 優生学に基づいた非人道的発想であって 障害者差別の元凶である

医学の進歩によって先天的疾患者を救おうとするのは人間としての知能だが 遺伝的進化を促そうと差別排除淘汰しようとするのは凡人(バカ)の発想である

ヒトの大半はバカなので 未だに優生学などという非科学的オカルト観念への論理反証を誰も理解しないのである

どんなにバカしかいないとしても サジを投げるわけにはいかない以上 説明を続ける他に選択肢は存在しない

ただ 個人的には面倒くさいけどな

 

 

 

Ende;

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シリアルナッツ

2021年11月12日 12時21分49秒 | 日記

ハマダコンフェクトのバランスパワーBigが安売りしてたので

シリアルナッツっていうのを見たことなかったので買ってみたんだけど

何か小さい…

調べてみたらバリエーションによって量が違うのだった

果実たっぷり 35.0g

スイートポテト 35.0g

北海道バター 32.4g

シトラスチーズ 32.0g

アーモンド 31.6g

ブラックカカオ 31.6g

シリアルナッツ 26.2g

3割以上量が違うものもある

お腹減ってる時に量の少ないのを選ぶと何だか悲しい

シリアルナッツおいしいけどね

 

 

Ende;

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思い

2021年11月12日 09時52分10秒 | 意識論関連

 妊娠期間が短い動物は、一度にたくさんの赤ちゃんを産む。たとえば、繁殖マシンのようなハツカネズミは、わずか19日間の妊娠期間を経て、12~20匹の赤ちゃんを産む。しかも、これを2カ月ごとに繰り返す。

「ハツカネズミの環境は危険が多く、常に変化するためです」と、ヒルデブラント氏は説明する。全員は無理でも、そのうちの何匹かはおとなまで生き延びてくれることに望みをかけて、たくさんの子どもを産むというわけだ。

文=LAVANYA SUNKARA/訳=ルーバー荒井ハンナ

 出典:https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/21/090100430/ -ナショナルジオグラフィック

 

⇨「望み」という後天的な「思い」は遺伝子に影響しない

いくら言っても理解しないバカが多すぎる

繁殖力と淘汰圧力とのバランスがとれていれば死滅せずに「繁殖を継続」することができた

そういう自然現象の「結果」である

意図目的だの「思い」は遺伝に影響しない

理論的に正しい話を「小言」だと思っているバカが多すぎる

 

 


Ende;

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